アメックスが日本初のラウンジを羽田空港にオープン、星付きシェフが特別メニューを提供

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2025年07月15日 16:21  Fashionsnap.com

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 「アメリカン・エキスプレス(American Express/以下、アメックス)」が、東京国際空港(以下、羽田空港)第3ターミナルの4階にオープンするカード会員専用の「センチュリオン・ラウンジ」を公開した。営業開始日は7月16日。日本文化の世界観を重んじた空間で、和洋様々な料理や飲み物を提供するビュッフェ、日本のおやつ文化を取り入れたスイーツバー、瞑想用の音響プログラムを備えた個室電話ブースなどを備えている。

 同社がプレミアムサービスの象徴と位置付けるセンチュリオン・ラウンジは、これまで世界29ヶ所で展開しており、今回の羽田空港が30ヶ所目。アジアではデリー、香港、ムンバイに続いて4ヶ所目の開設となる。アメックスの「プラチナ・カード®」、「アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード」、「アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・コーポレート・カード」、「センチュリオン・カード」のカード会員が対象となっている。
 滑走路が一望できる羽田空港第3ターミナルの114番ゲート付近に位置する約696平方メートルのラウンジは、日本の藍染め技法で生み出される深みのある藍色「ジャパン・ブルー」をコンセプトとしており、鱗模様のセラミックタイルの床や、江戸切子から着想を得たシャンデリアなど、日本の文化に根ざしたデザインを採用している。

 ラウンジ内には黒木周によるアメックスをモチーフにした壁画や、松木沙希によるアメックスのマスコットを日本の狛犬として再解釈した西陣織のテキスタイルなど、日本人アーティストによる作品を展示している。

 ラウンジ内にはライブキッチンを設け、日本の伝統料理である寿司やラーメンをその場で調理するほか、国内外の多彩な料理を取り揃える。また、東京の複数のミシュラン星付きレストランで腕を振るい、「赤坂 おぎ乃」を率いるシェフ 荻野聡士が監修する特別メニューを、2025年秋頃から提供する。



 バーではワインや日本にちなんだカクテル、日本のビール、日本酒、焼酎などを用意。各国のセンチュリオン・ラウンジにはそれぞれ「シグネチャーカクテル」があり、羽田空港では奥飛騨の日本酒を使ったオリジナルカクテルを提供するほか、お茶と和菓子を取り揃える専用のスイーツバーも設け、季節ごとに変わるスイーツが楽しめる。



 旅や出張をサポートする設備として、ワークステーションや電話ブース、シャワースペースなどを用意。各席には充電用のコンセントやUSBポートを備えている。



 アメックス・エキスプレス・トラベルのオードリー・ヘンドリー(Audrey Hendley)プレジデントは「羽田空港のセンチュリオン・ラウンジは日本文化を称える空間です。特注のアートワーク、日本の味を取り入れた魅力的なメニュー、そして私の個人的なお気に入りでもある瞑想用の個室電話ブースなど、フライト前にリフレッシュし落ち着きを取り戻せる要素が揃っています。私たちは日本への旅行需要が飛躍的に伸びているのを実感しており、世界のカード会員にとっても大切な目的地である日本において、センチュリオン・ラウンジならではの卓越したサービスをご提供できることを楽しみにしています」とコメントしている。

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