Facebook、“パクリ”の繰り返し投稿に対策 収益化オフに

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2025年07月15日 17:21  ITmedia NEWS

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クレジットによる対策の案

 米Metaは7月14日(現地時間)、他人のコンテンツを無断で利用し、Facebookに繰り返し投稿する「独創性のないコンテンツ」への対策を強化すると発表した。


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 対象のアカウントは、収益化プログラムへのアクセスを一定期間停止する他、全コンテンツへの収益分配も減らす。今後数カ月間で、段階的に展開する。


 同社は「同じミームや動画が何度も繰り返し現れ、時には作成者を装ったアカウントから、時にはスパム的な別のアカウントから現れる」と問題を指摘している。


 Facebookで重複動画を検出した場合、コピーの配信を減らす。さらに、オリジナルのクリエイターのクレジットを入れたり、オリジナルへのリンクを表示する方法も検討している。


 同社はクリエイターに対し、オリジナルコンテンツの投稿を推奨。転用が認められたコンテンツであっても、有意義な編集やコメンタリーの追加など、「意味のある」編集をすすめている。


 コンテンツがFacebookで配信されない理由がわからない場合は「プロフェッショナルダッシュボード」から確認するよう呼び掛けている。


 Facebookは2025年上半期、約50万のスパムアカウントに対して、コメントの降格、コンテンツの配信制限、収益化の禁止などの対策を講じたという。



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  • Facebookに限った話ではなく問題の根底にある収益化自体を廃止してもいいんじゃないか?
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