「多くの人の信頼を損ない、悔やんでも悔やみきれない」
7月9日に東京地裁で開かれた初公判でこう語ったのは、不動産投資会社「レーサム」創業者で元会長の田中剛被告(60)。田中被告は、昨年6月にホテルの客室で薬物を所持していたとして麻薬取締法違反と覚醒剤取締法違反の罪に問われており、各メディアによると、公判では起訴内容を認め、冒頭のように語ったという。
今年5月に、田中被告と同じ容疑で一緒に逮捕され、その後不起訴処分となった湊川えりか(32)の“その後”が話題を呼んでいる。
「湊川さんといえば、逮捕時の様子がテレビでも放送され、SNSで“謎の美女”などとして一躍話題に。同時に彼女のインスタグラムも特定され、レースクイーン・タレント・六本木のキャバ嬢・元広告代理店勤務など華やかな経歴も注目を集めました。釈放後はXアカウントを開設し、勾留中の生活を赤裸々に暴露。港区女子として明かす界隈事情も解像度が高いと好評で、8月にはデジタル写真集も発売予定だといいます」(週刊誌記者)
そんな湊川は、7月13日にフリーディレクター・三谷三四郎氏(38)が手がけるYouTubeチャンネル『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』に出演。逮捕されるに至った経緯や、家族事情などを明かした。
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昨年6月23日、逮捕事案が発生したパーティーに、夜職のスカウトの紹介で参加したという湊川。スカウトからは「1日で5000万とか稼いだ子もいるよ」と伝えられたほか、「男性(編集注:田中被告のこと)は(薬を)を常習的に使っているけど、女の子は万が一勧められても、やったふりをすればいい。本当に無理だったら帰っていい」という話も出たものの、湊川によると「それがそういう雰囲気にもならない」という。
結局、翌日に男性が部屋に“不法侵入”があったとして警察に通報し、湊川は帰宅。男性は警察が到着する前に薬物をトイレに流すなどして証拠隠滅を図ったものの、警察の現場検証の結果、枕の下から薬物が発見された。
パーティー参加当初、湊川は「時給25万円」を提示されていたものの、警察トラブルに発展したため35万円に引き上げられ、帰宅時に“アテンダー”から735万円を現金手渡しで受け取ったという。一夜にして大金を手に入れた湊川は、全額を母親に預けたと明かすと、「そもそも、お金がほしかった理由。絶対、視聴者は綺麗ごととコメント書くと思うんですけど」と前置きしたうえで、こう語った。
「義理の父親(母親の再婚相手)が認知症と、言ったらガンなんですね。その治療費が半端ないんで、親に一旦、預けて。“もし必要になったら送金するよ”みたいな感じにしてもらってる。(義父)幼児退行というか、何言ってるか分からないんですよ。入院してるのに、『昨日、お家帰ったらね』とか言い出すんです」
湊川は不起訴になった理由を「正直わからない」と話す一方、担当の検事は「優しかった」といい、「罪はいつか終わるから、外に出た時にどうやって生きていきますか?」「どうなるかわからないけど、未来のためにも、出た時のことを一緒に考えていきましょう。サポートしますから」など、さまざまな相談に乗ってくれていたようだ。
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報道で実名や素顔が出た影響もあって、昼夜問わず仕事を得るのが難しいという湊川だが、視聴者から応援のメッセージも届けられていた。
《全然やり直せる魅力をお持ちですよ。応援してます》
《もっと幸せになって欲しいな》
《今回の事件に巻き込まれてなかったら今頃どうしていたんだろう。とにかくこれから這い上がって欲しい》
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