パソナ、農業体験楽しむ宿泊施設=グループ初、淡路島で来月1日開業
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2025年07月16日 20:01 時事通信社

パソナグループで初となる農業体験付きの宿泊施設「はたけのリゾート 燦燦Villa」(兵庫県淡路市)が完成し、16日に開業記念式典が行われた。来月1日にオープンする。
施設は、大阪・関西万博の大屋根リングを手掛けた建築家の藤本壮介氏をはじめ9人の建築家が自然素材を生かして設計した11棟から成る。全ての棟に畑が付いており、種まきや収穫など季節に応じた農業体験が楽しめる。料金は1泊12万1000円から。2028年度末までに1万5000人の集客を見込む。担当者は「今後、1泊だけなく1カ月などの中長期の滞在プランも検討していく」と話した。
パソナグループは24年までに本社の一部機能を東京から淡路島に移転。これまで島内にレジャー施設や飲食店などを複数展開してきた。
今回の施設を運営するパソナ農援隊の田中康輔社長は、「快適な滞在をしつつ新鮮な野菜を収穫するなど農業に触れてもらうのがコンセプト。農作業の楽しさを身体で感じてほしい」と語った。
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