スピッツの名曲『楓』が映画に!行定勲監督が手掛けるラブストーリー12月19日公開

0

2025年07月17日 08:01  cinemacafe.net

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

cinemacafe.net

『楓』Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会
「スピッツ」の名曲を原案に描く映画『楓』が、12月19日(金)に公開されることが決定した。

近年では、「silent」の劇中歌や『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の主題歌なども担当し、若い世代からも注目されている国民的バンド「スピッツ」。

今回映画化されるのは、1998年にリリースされた8thアルバム「フェイクファー」の収録曲で、同年にアルバムからシングルカットされた「楓」(かえで)。

ボーカルで作詞・作曲も担当する草野マサムネが綴る、切なくも愛おしい歌詞と、唯一無二のその歌声が生んだ楽曲は、松任谷由実、上白石萌歌、Crystal Kay、Uruら多くのアーティストもカバーしており、幅広い年代に愛され、歌い継がれている。

楓の花言葉でもある、“大切な思い出”や“美しい変化”、そして“遠慮”がキーワードとなる本作。物語の主人公は、人生の中で大切な人を失った2人の男女。誰もが自分の物語として共感できる、出逢いと別れ、愛と悲しみ、胸に刻まれた忘れられない過去とそれでも続いていく現在。移り変わる時間とともにそれでも前へ進もうとする2人の姿を、美しい季節の移り変わりを通して描き、いまを生きる私たちに希望を与える。

また、映像とビジュアルも合わせて公開。壮大な青い空が広がる景色は、ニュージーランドで撮影されたもの。自然の美しさが魅力のニュージーランドでのロケーションが、本作を彩る。映像では、車のラジオから流れる音楽や路地裏の階段、学校の屋上、といった日常の風景も映し出される。

監督は、『世界の中心で、愛をさけぶ』『劇場』の行定勲。「『世界の中心で、愛をさけぶ』は、失った人を心に、再び歩き出すことを決意したラストだった。それから20年後に、スピッツの名曲にインスパイアされた再生の物語に携わるという巡り合わせに胸を熱くしている」と語っている。また脚本は、『東京リベンジャーズ』の高橋泉が担当する。

『楓』は12月19日(金)より全国にて公開。




(シネマカフェ編集部)

    ニュース設定