フランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)/2025MotoGP第11戦ドイツGP 7月16日、ロードレース世界選手権 MotoGPクラスに参戦しているプルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チームは、フランコ・モルビデリが第12戦チェコGPを欠場することを発表した。
雨降るなか第11戦ドイツGPの2日目セッションが行われた7月12日、モルビデリは予選Q2で4番手と上位グリッドを獲得する。続く午後のスプリントレースでは、好スタートを決めて2番手に浮上したものの、3周目に8コーナーで転倒を喫してしまった。
転倒した時点で約160km/hと高速でのクラッシュだったこともあり、転がるようにグラベルに何度も叩きつけられたモルビデリは、直後のメディカルチェックで左鎖骨に重度の打撲と診断され、地元病院へ搬送。日曜の決勝レースについては、欠場を余儀無くされた。
幸い骨折は無かったものの、イタリアで2日間の精密検査とリバビリを受けたモルビデリはチームと話し合い、サマーブレイク直前であることも考慮して左肩の回復に専念すると判断。そして、7月16日にモルビデリをチェコGPから欠場させることがチームから発表された。
チームは、代役に関して言及されていないため、チェコGPへはファビオ・ディ・ジャンアントニオのみの参戦となると思われる。なお、モルビデリは同大会へ帯同し、リバビリを続けながらチームをサポートを行うとのこと。
今回のプルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チームの発表時点で、チェコGPを欠場するライダーは前述のモルビデリを含め、ソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)、マーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)の計3名の欠場が決まっている。なお、チャントラの代役は中上貴晶、ビニャーレスの代役はポル・エスパルガロがそれぞれ務める予定となっている。
[オートスポーツweb 2025年07月17日]