街頭演説する参政党の神谷宗幣代表=17日、滋賀県米原市 参政党の神谷宗幣代表は17日、宮城県の水道事業に関する自らの発言を巡り、県から「誤情報を発信した」として抗議文を受け取ったと明らかにした。その上で「一方的に謝ることはしない」と拒否する考えを示した。大阪市内で記者団の取材に答えた。
神谷氏は13日に仙台市内で街頭演説した際、県の水道事業について「民営化した。なぜ外資に売るのか」などと発言。県は「完全民営化ではなく官民連携事業だ。『外資へ売った』という事実はない」などと反論し、謝罪と訂正を求めていた。
謝罪を拒む理由として、神谷氏は記者団に「運営会社の株の51%は外国に売っている」と主張。ただ、県は51%を保有する最大株主を「国内水処理最大手」の企業と説明している。