JR東海、飯田線でQRコード決済の実証実験 - スムーズな運賃収受へ
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2025年07月17日 20:30 マイナビニュース

画像提供:マイナビニュースJR東海は17日、ワンマン列車におけるスムーズな運賃収受に向けた検証のため、飯田線の川路〜宮木間でQRコード決済を導入し、利便性および乗務員の業務と列車運行への影響を調査する実証実験を8月1日から行うと発表した。
実施期間は8月1日から10月31日まで。実証実験を行う区間内の駅でワンマン列車から降車する際、車内で運賃を支払う場合を対象としており、飯田駅と伊那市駅は駅係員配置駅のため、実証実験の対象外とされている。
運賃を支払う際、手持ちの端末で「PayPayアプリ」を起動し、運転士が提示するQRコードを読み取る。続いて車両最前部の運賃表示器で乗車駅からの運賃を確認し、アプリに支払い金額を入力する。金額の入力後、運転士に画面を提示して「支払う」ボタンをタップ。支払い完了画面が表示されたら、再び運転士に提示する。これで支払い完了。乗車駅証明書や整理券を持っていた場合は運賃箱に投入する必要がある。
なお、通信障害等で決済できない場合は現金での支払いとなる。「長距離乗車の場合など、運賃表示器で運賃がわからない場合は運転士におたずねください」とのこと。(木下健児)
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