ロバンペラ、勝田のトヨタ勢がシェイクダウン1-2発進。ヌービルが続く/WRCエストニア

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2025年07月17日 21:30  AUTOSPORT web

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カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2025年WRC第8戦エストニア
 WRC世界ラリー選手権の2025年シーズン第8戦『ラリー・エストニア』が7月17日に開幕した。同日9時過ぎからシェイクダウンが行われ、トヨタ・ガズー・レーシングWRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が最速タイムを記録。日本人ドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は2番手につけている。

 昨季はカレンダーから外れ、今年2年ぶりにWRCイベントとして開催されるラリー・エストニア。バルト三国のひとつであるエストニアでの一戦は、次戦のラリー・フィンランドとともにハイスピードなグラベル(未舗装路)ラリーとして知られる。

 そんな第8戦の“本番”を前に、マシンの状態確認やセッティングの最終調整などを行うシェイクダウンが、サービスパークが置かれるタルトゥの南東エリアに設定された全長4.08kmのコースで行われ、この短いグラベルステージを1分56秒3で駆け抜けたロバンペラが首位発進となった。

 シリーズの公式YouTubeでもライブ配信されたシェイクダウンの1走目では、地元エストニア出身のオイット・タナック(ヒョンデi20 Nラリー1)が1分59秒2というタイムで首位に立ち、ロバンペラがコンマ4秒差で2番手となっていたが、トヨタの最年少2冠王者は2度目の走行で自己ベストをコンマ7削って暫定トップに。そして3走目でさらにタイムを縮めてみせ、最終的に2番手となった勝田をコンマ4秒上回った。

 3番手は今シーズンまだ勝利のないティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)。現チャンピオンのベルギー人は勝田からコンマ1秒おくれた。僚友のタナックは2走目の自己ベスト1分57秒8で4番手に。5番手にはひさびさのラリー1復帰で、GRヤリス・ラリー1を初ドライブするオリバー・ソルベルグが入った。

 Mスポーツ勢の最上位は、ソルベルグとコンマ1秒差の1分58秒2を記録した6番手のマルティン・セスクス(フォード・プーマ・ラリー1)だ。7番手以下はサミ・パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1)、同じくGRヤリスを駆るエルフィン・エバンス、アドリアン・フルモー(ヒョンデi20 Nラリー1)、ジョシュ・マッカーリーン(フォード・プーマ・ラリー1)、グレゴワール・ミュンスター(フォード・プーマ・ラリー1)という並びになっている。

 デイ1唯一のスペシャルステージであるSS1は、このあと20時05分(日本時間18日2時05分)から、サービスパークが置かれるタルトゥの市街地で実施される予定だ。

[オートスポーツweb 2025年07月17日]

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