ブレントフォードに所属するムベウモ [写真]=Getty Images ブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモに関心を寄せるマンチェスター・ユナイテッドが、今夏3度目の獲得オファーを提示したようだ。17日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在25歳のムベウモは、出身国であるフランスのトロワでプロキャリアをスタート。トップチームデビューの翌年には、当時チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っていたブレントフォードに580万ポンド(約11億円)で完全移籍した。加入1年目から主力として攻撃陣を牽引し、ここまでの在籍6年間で公式戦通算242試合で70ゴール51アシストをマーク。2024−25シーズンはプレミアリーグで得点ランキング4位タイの20ゴールを挙げた。
2024−25シーズンのプレミアリーグをクラブ史上最低の15位で終えたマンチェスター・ユナイテッド。復活を目指す来季に向けて前線の補強を画策する同クラブは、6月中旬にウルヴァーハンプトン(ウルブス)からブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得。しかし、同じく関心を寄せてきたムベウモに対しても2度の獲得オファーを提示してきたが、いずれもブレントフォードによって拒否されている。
『BBC』によると、マンチェスター・ユナイテッドがムベウモの獲得へ今夏3度目のオファーを提示した模様。2度目のオファーはクーニャと同額の6250万ポンド(約124億円)と報じられていたなか、今回は6500万ポンド(約129億円)にボーナス500万ポンド(約10億円)を加えた最大7000万ポンド(約139億円)まで金額を引き上げたという。
また、マンチェスター・ユナイテッドはムベウモの獲得に強い自信を持っており、22日から始まるアメリカ遠征出発前の合流を計画している様子。現時点でブレントフォードからの返答は届いていないようだが、プレシーズンツアーまでに去就が決まるか注目が集まる。