女優遠野なぎこ(とおの・なぎこ、本名青木秋美=あおき・あきみ)さんが急逝したことが17日、分かった。45歳だった。自身のブログで発表された。
俳優の高知東生(60)は18日、X(旧ツイッター)を更新し、「遠野なぎ子さんやはり亡くなっていたのか」と言及。「遠野さんとは共演させてもらったけど、気配りが細かな人だった。他人への配慮をしすぎる人だったかもしれない」と遠野さんの人柄をしのび、「ご本人はどう思われたか分からないが、幼い頃、親に見捨てられていた者同士、一度依存症の自助グループで一緒に分かち合いをしてみたかった」と悔やんだ。
高知は14日の投稿で「仲間とずっと気にしてるんだけど、遠野なぎこさんの件どうなったんだろう?」と、7月3日に遠野さんの自宅で遺体が発見されたとの報道後、詳細が報じられないことに思いをめぐらせつつ、続けた。
「摂食障害という同じ依存症で苦しんでいたことも知っていたし、ドラマで共演したこともあったのに、『薬物と一緒にされたくないかも』『断られるだろうな』こんな自分の保身で自助グループに誘わなかったことを後悔している」とつづっていた。
遠野さんの訃報は公式ブログで17日、親族名義の文面で公表。「このたび、遠野なぎこ(享年45歳)が永眠いたしましたことをご報告申し上げます」とした上で「故人の名誉のため、死因についてもご説明申し上げます。現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません」とした。
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