引退発表の鈴木おさむ氏、『奪い愛』シリーズ執筆「また息子に見せられない」 不倫にメッセージ「僕なりの“答え”」

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2025年07月18日 12:32  ORICON NEWS

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今作に「僕なりの“答え”」と不倫へのメッセージを込めた鈴木おさむ氏(C)ORICON NewS inc.
 俳優・松本まりかが主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『奪い愛、真夏』(18日スタート、毎週金曜 後11:15)の制作発表記者会見が18日、都内で行われ、脚本を担当した鈴木おさむ氏が今作への思いを語った。

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 『奪い愛』シリーズは、2017年に同局系・金曜ナイトドラマ枠で放送された『奪い愛、冬』を皮切りに、19年には『奪い愛、夏』(ABEMA)、21年には『殴り愛、炎』『奪い愛、高校教師』と、新作が制作されるたび、ネット・SNSを中心に大きな反響を呼んだ。

 最新作では、行き詰まった人生をリセットすべく、新たな一歩を踏み出した主人公・海野真夏(松本)と、元カレにそっくりな妻帯者の社長・空知時夢(安田)が、激しく葛藤しながらも惹かれ合い、禁断の愛に翻弄されていく。その2人を中心に、これまでを超える、進化した愛と葛藤の灼熱“ドロドロキュン劇場”が展開される。

 引退を発表したが、同シリーズ続編のために再び筆を執った鈴木氏は「久々にドラマを書きましたけど、またひとつ息子に見せられないドラマができました」と苦笑い。「でも、本当に面白い作品になっているので、よろしくお願いいたします」と胸を張った。

 同シリーズは、名せりふや珍せりふでも話題になってきた。鈴木氏は「テレビでドラマをやるからには、何とかして(視聴者を)振り向かせたい」とその意図を語り、「かなり無茶なせりふだとは承知しているんですが、松本まりか演じる真夏の口からなら言えちゃうんじゃないか」と期待。松本は「おさむさんからのラブレターだと思って頑張るのが、演じる側の醍醐味です。とってもすてきなハードルをくださる」と感謝した。

 また、不倫を題材にした今作について、鈴木氏は「不倫ってダメじゃないですか。実際にボロボロになった家族もいれば、苦しんでいる人もいる」と切り出し「どでかい制裁が何回もあります」と予告。「エンタメなので面白がってはいますが、リスクを取ってまで人を愛するということに対しての僕なりの“答え”“思い”を伝えたい」と述べた。

 会見には、松本、鈴木氏のほか、安田顕、高橋メアリージュン、白濱亜嵐(GENERATIONS)、森香澄も登壇した。

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