脚本家の鈴木おさむ氏(53)が18日、東京・港区のテレビ朝日本社で、この日放送開始の金曜ナイトドラマ「奪い愛、真夏」(金曜午後11時15分)取材会に出席した。
あの“愛と葛藤のドロドロキュン劇場”が8年ぶりに金曜ナイトドラマ枠に復活。最新作はさらに熱く、激しく、かつ繊細に奪い合う愛の根底に息づく心の機微を奥深く描写する。
「久々にドラマを書きました」という鈴木氏。だが、「また1本、息子に見せられないドラマができました」と自嘲気味に笑った。「引退して子どもに見せられる作品を作れると思った」としつつも、「でも、本当に面白い作品になったと思うのでよろしくお願いいたします」とアピールした。
同作のテーマは不倫。「不倫した人には制裁が加えられる。今回のドラマでも、どでかい制裁が何回もあります」と明かした。あくまでも「不倫はダメ。それで実際にボロボロになった家族もいれば、苦しんでいる人もいる」。だがその上で、「ドラマの中では人を好きになってしまうこと、リスクがあっても好きになってしまうことに対しての、僕なりの答えや思いを、最後にちゃんと言いたいと思っている」とその真意を伝えた。「エンタメなので不倫という題材を面白がっていますが、その中でちゃんとドラマとしてメッセージは伝えたいと思っている」と熱く訴えた。
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