
俳優の三田村邦彦さん(71)が7月18日、自身のXを更新。俳優、男優、女優の呼び方について持論を展開しました。
【写真】三田村邦彦さん「そのうち、男、女との言い方もダメで…」(投稿全文)
三田村さんは「日本の男優、女優と言い方をやめ、総称として俳優に。英語に詳しくないですが、俳優、男優をactor 女優をactress 何故?男優、女優の呼称がダメなのかわからない」とし、「そのうち、男、女との言い方もダメで、『人』『人間』と言わないといけなくなる??」と危惧しました。
投稿は瞬く間に拡散し、投稿後約3時間で表示回数は12万回超。ネットユーザーからは「賞では主演男優賞、主演女優賞と言いますよね」「同意します」「これからも俳優、女優と言いたいです」「俳優、女優がしっくりきます」「女優という響きが好きです」などの声が相次いでいます。
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俳優という肩書についてはこれまでもたびたび議論になっており、当事者の思いを自ら発信する人も目立っています。
室井滋さんは2025年1月に情報サイト「女子SPA!」のインタビューの中で、「女優でいいじゃんって思います。私は。今さら俳優って言われてもなぁと思うし。女優のほうが、女が優しいって書いて、響きもいいじゃん」と発言。
土屋太鳳さんは2024年2月3日、自身のインスタグラムで「最近は女優という言葉を使わず俳優や役者や表現者という言葉が選ばれることが多いのですが、私はちょうど10年前の今頃、ドラマ『今夜は心だけ抱いて』に出演して自分のお母さんと入れ替わる役を演じた時に、女性だからこその演技、表現があるのだなとすごく痛感したんです」とし、「時代のなかでは使われなくなっていく言葉かもしれないけれど 心のなかではこれからも大切にしてみたいなと思っています」とつづりました。
川上麻衣子さんは同年2月7日、自身のXに「最近肩書きを女優から俳優に代える場面が増えてきました。これも時代の流れなのでしょうか。元々男優さんは男優とは表記せず俳優や、役者とする方が多いようです。でも女優はその響きへの憧れもあり、私としては無くしたくないニュアンスがあるのですが、どう思われますか?」と投げかけました。
一方で、秋元才加さんは2021年4月、自身のXに「私は女優って肩書きが正直しっくり来なくて 色々フラットに考えたいと思った結果、時代の流れもあり俳優表記を事務所の方にお願いしました」と投稿し、メディアに対しても「自分にとっては大事な表記なので、記者やライターの方も出来ればきちんと表記を確認して頂けると嬉しい」と要望しました。
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