3連休の天気 20日は近畿の市街地でも突然の雷雨のおそれ 屋外レジャーの注意点は

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2025年07月18日 15:14  日本気象協会

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近畿地方では、明日19日からの3連休は晴れる所が多いでしょう。夕立は山沿いが中心ですが、20日(日)は近畿中部の市街地でも突然強い雨が降り、雷雨となるおそれがあります。天気の急変に注意が必要です。山や川、海のレジャーでの注意点をまとめました。

今日18日 近畿は晴れて暑さが戻る 雨は降っても一時的

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今日18日は、大雨のエリアが西へ移動し、近畿地方は晴れている所が多くなっています。
ただ、午後2時現在、紀伊山地周辺で雨雲が発生しており、このあと雨雲が北へと移動し、京阪神でも夕方を中心に雨の降る所があるでしょう。一時的ですが、ザッと強く降る可能性がありますので、注意をしてください。

また、今日18日は厳しい暑さが戻りました。
昨日17日の日中は気温が30℃に届かない所がほとんどでしたが、今日18日は多くの地点で気温が30℃を超え、35℃を超えている所もあります。
大阪市では、今日18日の午後2時までの最高気温は34.5℃で、昨日17日の日中に比べて7℃以上高くなっています。
急な暑さで体調を崩しやすくなりますので、無理のないようお過ごしください。

3連休は日差しがジリジリ 20日(日)は市街地でも雷雨のおそれ

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近畿地方の3連休の天気です。

〇19日(土)
明日19日は、太平洋高気圧が西への張り出しを強めるため、近畿地方は広く晴れるでしょう。山沿いや近畿南部を中心に雨の降る可能性がありますが、範囲としては狭い見込みです。
日差しがジリジリと照り付け、近畿北部ではフェーン現象も加わって、37℃くらいの体温並みの暑さになる所があるでしょう。熱中症リスクが高まりますので、万全な対策をしてください。

〇20日(日)
20日(日)は、天気の急変に注意が必要です。
南から湿った空気が流れ込み、近畿南部は雨が降りやすく、中部と北部でも昼ごろからは局地的に雨雲が発生・発達しやすくなるでしょう。紀伊山地周辺で発生した雨雲が上空の南よりの風によって、奈良県北部や大阪府など近畿中部の市街地まで流れ込む可能性があります。
20日(日)は、南の空が暗くなってきたら、突然の強い雨や雷雨に見舞われるかもしれません。南の空模様の変化にお気をつけください。

〇21日(月・祝)
21日(月・祝)も強い日差しが照り付け、山沿いや近畿南部を中心に雨の降る所があるでしょう。20日(日)に比べると雨や雷雨の範囲は狭まる見込みですが、屋外のレジャーを計画されている方は、最新の情報を確認するようにしてください。
近畿北部や内陸部を中心に最高気温が35℃以上の地点が増えるでしょう。こまめに水分を摂り、適度に塩分も摂るなど熱中症に警戒が必要です。

夏休みスタート 山・川・海のレジャーでの注意点

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子供たちは夏休みに入り、山や川、海へのお出かけを予定されている方もいらっしゃると思います。天気が急変するおそれがあるときに、注意していただきたいことがあります。

山では雷雨の危険があるため、事前に気象情報を確認のうえ、山に入るか慎重に判断をして下さい。万が一に備えて、避難できる山小屋の位置なども事前に把握しておきましょう。

川では、晴れていても上流部の大雨で水位が急に高くなることがあります。中州には入らず、テントを張る際は川から十分に距離をとりましょう。最新の雨雲レーダーを確認して、上流部も含めた実況や今後の予想を確認しましょう。

海でも落雷は感電の恐れが高く、非常に危険です。
少しでも雷の音がしたら、すぐに海から上がって車や頑丈な建物に避難しましょう。

このニュースに関するつぶやき

  • 三連休は予定はないけども、旦那に行きたいとこあるかは聞かれたなぁ。でも天気がねぇ。今も暗くなってきてるし・・・。
    • イイネ!12
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