ロックバンド「スターダスト☆レビュー」が7月17日放送の音楽番組「SONGS」(NHK)に出演。2022年に喉頭がんを公表したパーカッション・林“VOH”紀勝さんがステージに登場し、人工声帯でファンに感謝を伝えました。
林さんは2022年に喉頭がんが判明し、治療に専念するためライブ活動を休養。2024年1月にはバンドの公式YouTubeチャンネルを通じて、治療の過程で声帯を切除したと発表しました。
2024年のライブツアー最終日には、ツアー完走をお祝いする花束を持ってステージに駆けつけた林さん。ボーカルの根本要さんは感動からその場で崩れ落ち、「戻ってこい!」と涙ながらに熱い言葉をかけていました。
現在は月に1回程度ステージに立っているという林さん。この日の番組後半のスタジオライブでは、根本さんが「メンバーをご紹介させていただきます。パーカッション、VOH林!」とサプライズで林さんを呼び込むと、観客からは大きな拍手と歓声で出迎えられました。
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笑顔いっぱいで登場した林さんは、声帯の代わりになる補助器具を喉に当て「こんにちは」とあいさつ。大粒の涙を流すファンが映し出される中、林さんは「NHKはいろんなところで見てる人がいるから、ここでお礼を言いたかった。今日は出していただいてありがとうございます」と感謝を伝えました。
ライブでは林さんはパーカッションとともに、定番曲である「夢伝説」「今夜だけきっと」「めぐり逢えてよかった」のスペシャルメドレーや、「みんなのうた」のために制作した「ナントかカナルの物語」を披露しています。
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