女子バスケットボールWリーグ2部の新潟BBラビッツが合同強化練習試合「Wリーグサマーキャンプ」(19〜21日、石川・いしかわ総合スポーツセンター)に参加し、SMBC(19日)、シャンソン化粧品(20日)、滋賀銀行(21日)と対戦する。チームをけん引する新主将のSG金沢みどり(28)は、腕試しの場と位置付けている。
「勝つことにはこだわっていきたい」。金沢は今季最初の本格的な対外試合に向けた意気込みを話した。在籍7年目でチーム最古参。今季初めて主将になった。「なっていようが、いまいが、自分が引っ張るつもりでいた」。大卒3年目以下が主体のメンバーをまとめようと、4月下旬のチーム始動からコミュニケーションを密にしてきた。その姿に東英樹監督(58)も「全てが見えている」と信頼を寄せている。
今季は「やりたいと思っていた」という司令塔のPGにも取り組む。昨季終盤にプレーしたことはあるが、本格的には今季が初。もともと冷静に状況判断できるタイプで「ドリブルで運んだり、プレーの幅も視野も広がる」と前向きだ。そんな自身の練習の成果とともに「ここまでやってきたことを全員が出せれば」とチームの完成度を重視して夏の実戦に臨む。
◆金沢みどり(かなざわ)1996年(平8)10月7日生まれ、神奈川県出身。旭高では全国高校総体、福島大ではインカレに出場。19年に新潟BBラビッツに入団。ポジションはSG。170センチ、61キロ。背番号12。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。