阿武隈S2025に出走予定のボーモンド(今年5月撮影、ユーザー提供:たろさん) 金曜正午の時点で福島は芝ダートともに良。先週の芝はかなり時計がかかっていた。七夕賞のコスモフリーゲンの逃げ切りに代表されるように、圧倒的に前有利だ。母の父ダンジグ系の活躍が目立つが、今週はどうか。ダートも小回りらしく逃げ先行馬同士の決着が目立つ。
同じく小倉は芝ダートともに稍重。これから雨が降れば、ダートはワンランク悪化するかも。芝の時計は速くなく、それどころか中距離は水準よりもかかっているレベル。脚質の有利不利はあまりない。先週はエピファネイア産駒の好走が目に付いた。ダートは小倉にしては差しが決まっているが、渋って時計が速くなると前が止まらないかも。先週はストームキャット系が好調だった。
最後に函館は芝ダートともに良。芝は先週からBコースに替わり、一気に高速化した。逃げ馬や好位で運んだ馬が優勢で、極端な差しは決まりづらい。ダートもある程度の位置で立ち回らないと厳しい。
【注目馬】
福島11R・ボーモンド…前有利の馬場に加え、ペースが落ち着きそうなメンバー構成。逃げるグラニットの2番手から押し切るとみた。
小倉11R・アンクルクロス…少し古いが、今回と同舞台だった24年3月のあざみ賞が圧巻の差し切りだった。昇級後は惜敗が続くが、得意舞台替わり&川田騎手との初タッグで、今度こそ決める。
函館11R・ピュアキアン…差し馬に有力馬が多いメンバー構成。内枠からスッとハナを奪えそうなので、展開利を味方に粘り込むシーンがあっていい。