昨年のテレQ杯を制したマイネルメモリー(c)netkeiba 土曜小倉メインはテレQ杯(3歳上・3勝クラス・芝1200m)。ここでは20年以降に夏の小倉芝1200mで行われた3勝クラス、全12鞍の傾向を人気別、脚質別、枠順別、ローテーション別の成績から探りたい。
人気別の成績を見ると、波乱傾向が顕著だ。1番人気は【3-2-1-6】と悪くないが、一方で2桁人気が3勝、3着3回と気を吐いている。6〜9番人気の好走も目立つので、平穏な決着は考えづらい。脚質別は先行と差しが五分。ただ、逃げ馬は【1-0-0-11】とイマイチだ。そして枠順別は外優勢。1〜2枠が【0-2-2-26】と僅か2連対なのに対し、7〜8枠は【5-6-4-34】の好成績。人気薄の好走も目立つので、橙帽と桃帽は「黙って押さえる」ぐらいのスタンスでいきたい。
最後にローテーション別だが、距離短縮組が優勢だ。中でも前走で6着以下に沈んでいた馬が【3-4-1-20】の勝率11%、複勝率29%と上々。回収率が単勝で273%、複勝でも105%あるように人気薄の激走が目立つので、せめてヒモには加えてほしい。