リーズに加入したロングスタッフ [写真]=Getty Images 日本代表MF田中碧が所属するリーズは18日、ニューカッスルからイングランド人MFショーン・ロングスタッフが完全移籍で加入することを発表した。
リーズとロングスタッフの契約期間は2029年夏までの4年間。イギリスメディア『BBC』によると、リーズがニューカッスルに対して支払う移籍金は、1200万ポンド(約24億円)+ボーナスとなるようだ。
1997年10月生まれのロングスタッフは、9歳からニューカッスルの下部組織に加入し、同クラブで18年を過ごした。キルマーノック(スコットランド)とブラックプールに期限付き移籍した以外は、“マグパイズ”一筋でプレー。2018年8月にトップチームデビューを飾り、公式戦通算214試合に出場した。
中位を争っていたクラブがサウジアラビア資本により買収された後もチームの主軸として生き残り、チャンピオンズリーグでの舞台も経験。2024−25シーズンはニューカッスルにとって70年ぶりの国内タイトルとなるリーグカップ優勝に貢献した。
ニューカッスルを離れる決断を下したロングスタッフは、リーズのクラブ公式サイトを通じてコメント。移籍決断の理由を次のように明かした。
「自分を必要としてくれるチーム、クラブというのは、とても素晴らしいものだと思う。リーズと最初に話したときから、彼らが本当に僕を欲しがっているような気がしていたんだ。それは自信に満ち溢れ、その人たちに恩返しをしたいと思わせてくれる。多くの点でニューカッスルに似た、巨大なフットボールクラブだ」
「正直なところ、ニューカッスルを離れるには多くのことが必要だったし、どこにでも行けるわけではなかったから、僕と家族にとって適切な場所でなければならなかった。ここは完璧な場所だと思ったよ」
「見ていて本当にエキサイティングで、アスリート能力が高く、ボールの扱いがうまいチームだ。リーズでプレーするたびに、その雰囲気は素晴らしく、いつも活気に満ちていて、プレーするには本当に難しい場所だった。それを味方につけることが楽しみだよ」
昨季のチャンピオンシップ(2部)で優勝を果たし、3シーズンぶりにプレミアリーグへ帰ってきたリーズにとって、ロングスタッフは今夏5人目の補強となる。同クラブはこれまでに、スロベニア代表DFジャカ・ビヨル、スウェーデン代表DFガブリエル・グドムンドソン、ベルギー代表DFセバスティアン・ボルナウ、元ドイツ代表FWルーカス・ヌメチャを獲得している。
【公式画像】リーズが実力者ロングスタッフを獲得!
😍 Howay the Leeds! pic.twitter.com/8Vbkw2XbcZ— Leeds United (@LUFC) July 18, 2025