7月も後半となり、夏ドラマが続々とスタート。話題となっている作品も多いが、その裏には視聴者の期待に沿えなかった作品もあるようだ。
そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜70歳の「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に、「初回にガッカリした夏ドラマ」についてのアンケート調査を実施した。
第3位は『こんばんは、朝山家です。』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。
中村アン(37)演じる“キレるママ”と、自己中心的で“残念なパパ”の小澤征悦(51)が発達障害のある不登校気味な長男のため、ときには厳しい言葉で、ときには愛で、家族の問題を乗り越えていくホームドラマ。
アンケートでは《出演者がみんな機嫌悪くて観ていると不快になる》《リアルすぎてドラマっぽくない》などという声が寄せられており、中村アンによる“ブチギレ”があまりにもリアルだったために、コメディとして捉えられなかった層もいるようだ。
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第2位は『放送局占拠』(日本テレビ系)。
2024年放送の『新空港占拠』から1年後、東京都知事選に向け特番を放送中の「テレビ日本」を舞台に、櫻井翔(43)演じる捜査員・武蔵三郎が500人の人質を救うため武装集団と対峙する、大規模クライムサスペンス。仮面姿の武装集団の正体を考察する声が多く、話題となっている。
《今までのシリーズと同じような感じで斬新さがない》《シリーズもの第3弾だが、マンネリ化していて先が読めてくるので》など、シリーズ系作品にはつきものの「マンネリ化」を感じている視聴者も少なくないようだ。
そして、残念ながら第1位に選ばれてしまったのは『ちはやふる―めぐり―』(日本テレビ系)。
広瀬すず(27)が主演を務めた映画三部作から10年後の世界を描いた『ちはやふる』の続編。當真あみ(18)演じる高校生・藍沢めぐるを中心に、廃部寸前の梅沢高校・競技かるた部が仲間とともに成長していく、青春ジュブナイルストーリー。次回の第3話ではついに梅園高校が本格始動するという展開が注目を集めている。
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アンケートでは《オリジナルアニメと比べると……》《前の作品が好きだったから》《映画とつい比較して失望した》などの意見が。大ヒットとなったアニメシリーズや前作のドラマシリーズ、映画などと比較されてしまう分、オリジナルで展開される今後のストーリーに期待を抱けない視聴者もいるようだ。
まだまだ始まったばかりの夏ドラマ。はたして下剋上は起こるのだろうか。
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