小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2025MotoGP第12戦チェコGP 7月19日、2025年MotoGP第12戦チェコGP MotoGPクラスの2日目のセッションがブルノ・サーキットで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は予選で21番手を獲得し、スプリントでは16位でフィニッシュした。
ウエットコンディションで行われた初日とは反対に、2日目のセッションはすべてドライコンディションでの走行となった。午前に行われたフリー走行2回目で小椋はミディアム/ソフトを選択。全11周の走行のうち、最終ラップに記録した1分54秒618で21番手でセッションを終えた。
続けて行われた予選Q1には全車がミディアム/ソフトで出走。小椋は最初のランで1分53秒737を記録し、7番手でピットに戻った。その後リヤにニュータイヤを投入し、2回目のアタックでタイムを縮めて4番手に浮上したかと思われたが、最終セクターでトラックリミットを超えたとしてタイム抹消。1回目の走行で残したタイムが採用され予選総合21番手となった。
午後のスプリントは気温25度、路面温度36度と今大会で最も暑いコンディションで行われ、小椋は多くのライダーと同じくミディアム/ソフトでレースに臨む。21番グリッドからスタートした小椋は序盤の混戦を避け、オープニングラップの4コーナーで16番手に浮上。その後の順位変動はなく、前のライダーとほぼ一定の間隔で周回を続け、そのまま16位でフィニッシュした。レース後、小椋を含む3名のライダーがタイヤ最低内圧違反の審議対象となったが、違反はなく16位が確定した。
トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍(予選:21番手、スプリント:16位)
「レースについては特に言うことはありません。1周目を終えた時点では16番手、スプリントも16番手でフィニッシュしました。特にバトルはせず、ただ自分のペースで走りました」
「良いポジションで戦うには、毎周コンマ2、3秒のタイムアップが必要です。少なくとも問題点と修正すべき点は分かっているので、明日はこの点を改善し、決勝レースでどうなるかを見守りたいと思います」
[オートスポーツweb 2025年07月20日]