『ハルビン』メイキングⓒ 2024 CJ ENM Co.韓国映画『ハルビン』の本編映像とメイキング写真が公開された。
1909年、韓義軍アン・ジュングンらは、祖国独立という使命を胸に命をかけて、中国・ハルビンへ向かった――。本作は、歴史的な事件の裏側を壮大なスケールで描く、極限サスペンス・エンターテインメント。
今回の映像は、アン・ジュングン役のヒョンビン、ウ・ミンホ監督、スタッフ全員が過酷なロケーションの中で行ったワンシーン。
大韓義軍は、シナ山での戦いで日本兵を捕らえたが、アン・ジュングンが万国公法に従って捕虜たちを解放。しかし、逃した捕虜たちから情報を得た日本軍の急襲を受け、部下たちを失ってしまう。その後アン・ジュングンは、ロシアにある仲間の隠れ家を目指しながら、伊藤博文の殺害を決意する。
セットではなく、モンゴルにある結氷した湖の上での撮影されている。撮影時の気温は−40度、天候により8時間待機、撮影は10分。さらに、ドローンを使っての撮影も行ったため、ヒョンビンは本当に氷の上にひとり残され撮影が行われた。
当時をふり返ったヒョンビンは、「つらいという気持ちよりもこの時代はこのようなことを考えていたんだろうと演技の上で助けになりました」とコメントしている。
またメイキング写真には、ヒョンビンが映像チェックをする姿、イ・ドンウク演じるイ・チャンソプと捕虜解放を巡って対立するシーン、氷床にひとり佇む姿が写し出されている。
『ハルビン』は全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)