『ストロベリームーン 余命半年の恋』© 2025「ストロベリームーン」製作委員会 『ストロベリームーン 余命半年の恋』より本予告映像とメインビジュアルが解禁された。
芥川なおのベストセラー純愛小説「ストロベリームーン」(すばる舎)を原作とした本作。脚本は『いま、会いにゆきます』などを手掛けた岡田惠和が担当。監督は「美しい彼」シリーズで注目を集める酒井麻衣が務める。主演の當真あみは長編映画初主演。共演には齋藤潤、杉野遥亮、中条あやみなど多彩なキャストが揃った。
この度解禁された本予告映像は、13年前に書かれた萌(當真あみ)からの手紙が、麗(中条あやみ)によって日向(杉野遥亮)へ渡されるシーンから幕を開ける。
日向の中で、萌との出会いから初恋までの記憶がフラッシュバックする中、高校時代の瑞々しさ溢れる恋、年月を経てかつての日々を思い返す日向や麗の姿が、印象深く映し出されていく。
そして映像後半で描かれるのは、刻一刻と余命が迫る萌と、周囲を取り巻く面々たちの残りわずかとなったかけがえのない日々の数々。誰よりも一途に萌のことを想う日向(齊藤潤) 、親友として時に厳しくも、温もり持って寄り添う麗(池端杏慈)、さらには思わず泣き崩れてしまう父・康介(ユースケ・サンタマリア)と母・美代子(田中麗奈)。
差し迫る余命に打ちひしがれながらも懸命に生きる萌と、彼女のことを愛し大切に想い続けた人物たちが紡ぐ物語に心を動かされる映像となっている。
また本作の主題歌はORANGE RANGEの書き下ろし曲「トワノヒカリ」に決定。メンバーは映画を観て「メンバー全員泣きました。それを見られないように席を離れて見たぐらいです。心が洗われる、とても素晴らしい映画に出会えました」とコメントしている。
併せてメインビジュアルも解禁。月が映し出された湖の中、反射する月を手ですくおうとする萌と日向が描き出され、「私があなたに恋をしたのは、残り半年しか生きられないと告げられた日」というコピーからも、2人の純粋無垢な恋の時間を予感させられる。
加えて康介と美代子、13年後の日向と麗ら、萌の人生を愛情深く見守る顔ぶれの姿も。涙を誘う人間模様に、期待が高まるビジュアルとなっている。
コメント全文
當真あみ
主題歌は日向くんからは萌がこう見えていたのかなと思わせるような歌詞で、メロディも優しいテンポで映画を見終わった後に聞くと気持ちが爽やかにもなって、とても素敵でした。ORANGE RANGE さんの曲は元々母と一緒によく曲を聴いていて、主題歌をやっていただけると聴いた時はとても嬉しかったです。
映画を見てもらえる方に萌の姿を通して勇気を伝えられたらと思いますし、私も作品を見て涙が出る部分がたくさんありました。登場人物たちの優しさが作品全体に行き渡っているので、ぜひ作品を楽しんでもらえたらと思います。
ORANGE RANGE
映画をみて、メンバー全員泣きました。
それを見られないように席を離れて見たぐらいです。心が洗われる、とても素晴らしい映画に出会えました。
主演の當真さんはキラキラして透明感があって素晴らしい才能に溢れていて同じ沖縄出身としてとても誇らしい気持ちです。
「トワノヒカリ」では1曲通して最初は悲しみを描き、後半の方は映画のその後、どう前向きに生きていったかを伝えたくて、今回はメンバーみんなの意見を聞いて取り入れました。これは挑戦でしたし、世界が広がったと思います。映画「いま、会いに行きます」の主題歌「花」の時のようにずっと語られる映画と曲になっていって欲しい、時間が経つにつれて大きくなっていって欲しいと願っています。
『ストロベリームーン 余命半年の恋』は10月17日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)