「僕達はまだその星の校則を知らない」2話磯村勇斗主演「僕達はまだその星の校則を知らない」の2話が7月21日に放送。失恋のショックが“いじめ”とされる事態に驚きの声が上がるとともに、生徒役で出演するのせりんに多くの視聴者からの注目が集まっている。
少子化による共学化で揺れる私立高校に派遣された、独特の感性を持つスクールロイヤー(学校弁護士)が、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマとなる本作。
キャストは星や植物、豊かな自然が好きで、感覚が周囲と違うことやマイペースな性格で集団行動になじめず不登校になった過去がある弁護士の白鳥健治を磯村勇斗が演じるほか、白鳥が派遣された「濱ソラリス高校」で3年桜組の担任をしている幸田珠々に堀田真由。白鳥のことを知っているようなそぶりをみせる濱学院理事長の尾碕美佐雄に稲垣吾郎。
白鳥をスクールロイヤーとして招いた濱ソラリス高校校長の井原久に尾美としのり。責任感が強くスクールロイヤーに半信半疑な副校長の三宅夕子に坂井真紀。生活指導を担当する山田美郷に平岩紙。3年葵組の担任で学年主任の巌谷光三郎に淵上泰史。健治が勤める久留島法律事務所の所長・久留島かおるに市川実和子といった顔ぶれ。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
2話では珠々のクラスの藤村省吾(日向亘)が、教室内で別のクラスの井上孝也(山田健人)に掴みかかる事件が発生する。藤村は同じクラスの堀麻里佳(菊地姫奈)と付き合っていたが、突然別れを切り出され、直後に堀が井上と付き合い始めたため「浮気された」と激高。さらに教室で堀が井上をかばったことで、藤村は大勢のクラスメイト前で恥をかくことに。藤村は失恋のショックで精神的に傷ついたことを「いじめだ」と主張。それを聞いた白鳥はいじめ防止対策推進法に基づき、スクールロイヤーとして藤村を守ると約束。堀や井上をいじめの“加害者”とする白鳥に対し、珠々は「私は失恋をいじめだとは思いません」と反論。「生徒を被害者とか加害者とか呼ぶの、本当にいやです」と強く感情を露わにする…という展開。
この展開に視聴者からは「失恋の痛みとイジメの痛みは別物だと思うなぁ…」「失恋はショックだけどイジメだなんて、、なんか凄い世の中になってきてるね」といった声や、「生徒を簡単に加害者とか被害者とか呼ぶの気になってた」「加害者だと言われた2人はどうなるんだろう」など堀と井上を気遣ったコメントも。
その後藤村は「これは傷ついたけどいじめじゃないです」と主張を撤回。「いつかは許せないけどいい思い出ありがとうって言ってやりたい」と白鳥、珠々らに自分の気持ちを伝える…。この展開にも「ドキドキして心躍ったり傷ついて苦しかったり、全部ひっくるめて青春だ」「自分で結論を出して次に進んだ藤村くんは強い」といった感想がSNSにアップされている。
また高瀬佑介役で出演しているのせりんに「元天文部の俳優さん、出始めたころの菅田将暉に感じが似てる」「天文部の子、雰囲気がなんか菅田将暉くんに似てる」「若い時の菅田将暉に似てるかわいい天文ボーイ誰なの?????」などといった反応も寄せられている。
【第3話あらすじ】
廃部になった天文部の元部員・高瀬が1年生の江見芽衣(月島琉衣)のためにも天文部を復活させたいと願い出る。白鳥と一緒に手助けをしてほしいと頼まれた珠々は、バレー部の顧問と兼任するか迷う。一方、2年生の三木美月(近藤華)が同じクラスの内田圭人(越山敬達)に盗撮された可能性があると被害を訴え…。
「僕達はまだその星の校則を知らない」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時〜放送中。
(笠緒)