アンジェラ・アキ、11年ぶりの全国ツアーが地元・徳島で開幕 「心の準備ができてないかも」開催に向けた迷いも明かす

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2025年07月22日 12:30  ORICON NEWS

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11年ぶりのツアーをスタートさせたアンジェラ・アキ (C)Hoshina Ogawa
 アンジェラ・アキが約11年ぶりとなる全国ツアー『アンジェラ・アキ Tour 2025 -Eleven-』をスタートさせた。初日公演は21日、自身の故郷である徳島県・あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)で開催された。

【動画】「手紙 ~拝啓 十五の君へ~ 」THE FIRST TAKEに初登場したアンジェラ・アキ

 アンジェラが日本でライブを行うのは、2014年8月4日に東京・日本武道館で活動休止を発表して以来。2024年には約10年ぶりの日本での音楽活動再開を発表し、ミュージカル音楽作家としてのデビューや『THE FIRST TAKE』への出演も話題を呼んでいた。

 ツアー初日となった徳島公演では、「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」「This Love」などの代表曲に加え、ミュージカル音楽作家として手がけたアルバム『この世界の片隅に』から「この世界のあちこちに」を初披露。さらに未発表の新曲もパフォーマンスし、11年ぶりのツアーながら、過去曲の回顧にとどまらない現在進行形のステージを展開した。

 MCでは「11年ぶりにこのステージに戻ってくることができて、本当に心が踊っていてもう感無量な状態です」と語ったアンジェラ。さらに、「スタッフが去年ぐらいに『そろそろツアーをやってみる?』って聞いてきたとき、『どうしようかな。心の準備ができてないかも』と思いながらも、『じゃあ一発目徳島にしてくれるんだったらやる!』」と決意したという、再始動の経緯を明かす場面もあり、地元での再会に客席からは温かい歓声が送られた。

 5月に配信されたシングル「Pledge」についても、「ネガティブな感情が導いてくれた」と制作背景を語りながら披露。自身の内面を見つめ直すことで生まれたという一曲に、会場は聴き入っていた。

 昨年、ミュージカル音楽作家としての新たなスキルをプラスし、10年ぶりに日本での活動を再開したアンジェラ。そしてメジャーデビュー20年目となる今年、ファン待望の全国ライブツアーがスタートした。

 今回のツアーは全国10都市で実施。バンド編成の公演(7公演)と、ピアノ1本で行われる単独ピアノ弾き語り公演(3公演)の2種類の公演が行われる。多彩なスタイルで新たなアンジェラ・アキの姿を届ける。

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