
【写真】「たまるかぁ…」 嵩(北村匠海)からの贈り物に息をのむのぶ(今田美桜)
銀座で購入した赤いハンドバッグを渡そうと、のぶの家を訪れた嵩。しかしのぶはすでに家を出たところだった。ハンドバッグを渡しそびれた嵩に、蘭子(河合優実)はなぜのぶに気持ちをぶつけないのかと尋ねる。
嵩が返答に困っていると、隣にいた羽多子(江口のりこ)は病死したのぶの元夫・次郎(中島歩)に気兼ねしているのではと語りかける。すると嵩は「もちろん次郎さんには、僕は到底かないませんけど…」と答えつつ「もう一人…」とポツリ。
羽多子が「もう一人?」と聞き返すと、嵩は「かなわないやつがいるんです」と答え、続けて「千尋です」と打ち明ける。嵩は戦中、今は亡き弟・千尋(中沢元紀)が“戦争さえなかったら、愛する国のために死ぬより、愛する人のために生きたい”と語っていたと説明。そして嵩は、千尋がのぶに思いを寄せていたことを認めながら「あいつを差し置いて、生き残った僕がのぶちゃんに気持ちをぶつけるなんて…」ともらし「僕は…千尋には一生かなわないなって…」と複雑な胸中を言葉にするのだった。
嵩がのぶに告白しない理由が明らかになると、ネット上には「生きてるから言えるんだよ嵩…」「嵩とのぶちゃんが結ばれるのを一番応援してたのは千尋くんだよ」といった投稿や「千尋の分ものぶちゃんを大切にしなよ!」「千尋ー!夢枕に立って嵩の背中を押してくれー!」などのコメントも相次いでいた。
|
|