中山麻理さん 俳優(遺族提供) テレビドラマ「サインはV」などで知られる俳優の中山麻理(なかやま・まり)さんが12日、病気のため東京都内の病院で死去した。77歳だった。東京都出身。葬儀は近親者で営んだ。昨年末ごろから体調を崩し、闘病していたという。
1968年の映画デビュー作「兄貴の恋人」でエランドール賞の新人賞を受賞。翌年から放送されたテレビドラマ「サインはV」で主人公のライバルのバレーボール選手を演じ、人気を集めた。
作家の村上龍さん作・監督の映画「限りなく透明に近いブルー」(79年)で共演した俳優の三田村邦彦さんは元夫。