文部科学省=東京都千代田区 文部科学省は22日、オーストラリアで開かれた第66回国際数学オリンピックに日本代表の中高生6人が参加し、金3個と銀2個、銅1個のメダルを授与されたと発表した。日本の数学オリンピック財団によると、日本は国別順位で4位だった。
今大会には110の国・地域から計630人が参加。成績上位の12分の1に金、続く12分の2に銀、12分の3に銅の各メダルが与えられた。
金メダルの長野県松本深志高3年狩野慧志さんは満点で、個人成績1位(狩野さん含め5人)。狩野さんは昨年も金、一昨年は銀を獲得した。
今大会で金メダルのラ・サール高(鹿児島県)2年浜川慎次郎さんは、昨年は銀を獲得。銀メダルの帝塚山学院泉ケ丘高(大阪府)3年若杉直音さんは、一昨年も銀を獲得している。
他の参加者は、筑波大付属駒場高(東京都)2年山本一揮さんが金、灘高(兵庫県)1年安藤匠吾さんが銀、灘中(同)2年伊勢戸皓太さんが銅だった。