ニッサン・フォーミュラE、最終戦ロンドンE-Prixで特別カラーを採用。新型日産リーフを記念しターコイズブルーに

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2025年07月22日 16:50  AUTOSPORT web

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新型日産リーフのアンベールを記念したターコイズブルーに彩られた『Nissan e-4ORCE 05』
 2024/25年ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン11に参戦しているニッサン・フォーミュラEチームは、7月25日〜27日にかけて開催される最終戦ロンドンE-Prixに、特別カラーを施した『Nissan e-4ORCE 05』を2台投入して参戦する。

 前戦ベルリンE-Prixで、オリバー・ローランドとともにチーム初のドライバーズ・チャンピオンを獲得したニッサン。迎える最終戦へ向けては『Nissan e-4ORCE 05』のカラーリングを変更し、特別なターコイズブルーのリバリーを投入することを明らかにした。

 このカラーリングは新型日産リーフのアンベールを記念したもので、今季の『Nissan e-4ORCE 05』に採用している桜のイラストをそのままに、特別なターコイズブルーに彩られたデザインだ。

 この2台を駆るのは、初のドライバーズチャンピオンを確定させたローランドと、WEC世界耐久選手権第5戦『サンパウロ6時間レース』で優勝し調子を上げているノルマン・ナトのふたり。

 現在ニッサンはマニュファクチャラー選手権2位につけており、最終戦は首位タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームとチャンピオンを賭けた、重要な戦いとなる。

 レースは25日(金)16時にフリープラクティスから幕を開け、土曜日・日曜日ともに予選は12時20分、決勝レースは17時00分にスタートする予定だ。


■チーム代表およびドライバーのコメント


●トマソ・ヴォルペ(ゼネラルマネージャー兼マネージングダイレクター)

「今年の目標であった、ドライバーズタイトルを獲得し、他のふたつのタイトル争いも有望な状況にある。今戦では前回欠席したナトーの復帰もうれしく思う。ローランドとナトーは過去にこのサーキットで良い成績を残しており、ローランドはすでに世界チャンピオンだが、攻めの姿勢を崩さず、最大限のポイント獲得を狙っていく。ギャップを埋めるのは容易ではないが、エンジニアやドライバーを信頼し、全力を尽くす準備ができている」


●オリバー・ローランド(23号車)

「ロンドンのサーキットは好きなコースのひとつだが、昨シーズンまであまり結果を出せていなかった。長年このコースでレースを重ねてきたため、みんなが慣れてるし、走りやすいコースだ。走っていて楽しいコースで、エネルギーの使い方も把握している。路面の一部がリニューアルされ、グリップが向上したことも期待している」

「追い越しは難しく、身体的には厳しいレースになるはずだ。ピットブーストやアタックモードの戦略が重要になるだろう。ベルリンでドライバーズタイトルを獲得したことでリラックスしているが、チームやマニュファクチャラーズのタイトル獲得を目指し、全力を尽くしながら、最後の2戦を楽しみたい」


●ノーマン・ナトー(17号車)

「ロンドンでの参戦を非常に楽しみにしている。このコースは、フォーミュラEの中でもとくに特徴的で、私の好きなサーキットのひとつだ。半屋外のレイアウトには慣れるまで少し時間がかかるが、非常に面白い特徴を持っている。東京に似た狭くて曲がりくねったレイアウトで、追い越しは難しい」

「今回、アシストモードのパワーアップや全輪駆動のおかげで、戦略と予選結果の両方が勝負の鍵となるだろう。最後の週末を良い結果で締めくくれるよう、全力を尽くす」


●セルジオ・セッテ・カマラ(リザーブ兼シミュレータードライバー)

「ロンドンのコースは、フォーミュラEの中でも他とは一線を画す特徴がある。とくに半屋外のレイアウトは、他のサーキットと比べて非常にユニークだ。数周走れば慣れるが、内外の変化に対応するのは難しいはずだ。今回はアタックモードのパワーアップもあり、良い予選結果と戦略的な走りが勝利への鍵となるだろう」

[オートスポーツweb 2025年07月22日]

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