
気象庁は、今日22日フィリピンの東にある熱帯低気圧が、24時間以内に台風に発達する見込みと発表しました。日本への影響は?
24時間以内に台風へ
気象庁は、今日22日、フィリピンの東にある熱帯低気圧が、24時間以内に台風に発達する見込みと発表しました。
日本への影響は?
この熱帯低気圧は、22日午後3時現在、フィリピンの東にあって、ゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、明日23日15時には沖縄の南に達する見込みです。その後もやや発達しながら北西方向に進み、25日には八重山諸島付近を通過し、東シナ海へ進むでしょう。
現在の予想ですと、本州付近への直接的な影響はないものの、沖縄付近(先島諸島)では波が高まり、台風周辺の湿った空気の影響で雨が一時的に強まる恐れがあります。今週末にかけて最も近づく予想です。夏休みということもあり、旅行を予定されている方もいるかもしれません。最新の台風情報にご注意ください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。
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