監督のアフレコ欠席を暴露したブラックマヨネーズ・小杉竜一 (C)ORICON NewS inc. お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一(52)、篠原俊哉監督(65)が22日、都内で行われた劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』(8月29日 全国公開)完成披露試写会舞台あいさつに登壇し、監督のアフレコ欠席を暴露するも、思わぬ新事実に驚きの表情を見せた。
【全身ショット】ブルーの鮮やかなワンピースで登場した原菜乃華 お気に入りのシーンを聞かれ、小杉は「やっぱり僕のハンプティ・ダンプティのシーンが好きなんですけど」としながら、「1つ言いたいことがあるんですけど、僕の録音のときい監督が来なかったんです」と切り出した。「なかなか来ーへんから何ですか?って聞いたら、『監督と連絡がつきません』って。待っても来ないんで、もうやりましょうって録ったんですけど、僕、誰と録ったんですか?なんで僕の収録のときに来なかったんですか?今日初めて監督と会ったんですよ」と畳み掛けた。
同じく登壇した間宮祥太朗の背に隠れながら申し訳無さそうな顔で聞いていた監督は、「直前になって小杉さんのスケジュールが変わっちゃったんですよ。聞いたんですけども、忘れてました」と明かすと、小杉は「ちょっと待ってください。直前に僕がスケジュール変えたんですか?僕のせいじゃないですか!」と予想外の新事実に焦る小杉。監督が「正確に言うと時間間違えてたんですけど…、ずっと聞いてたんで大丈夫です」と弁明するも、「聞いてくれてたんですか?電話とかで?」と追求。「いや、えーっと…」と思わずにごす監督に、「もしかして僕に思い入れないですね!」とツッコミを入れる一幕も。
改めて小杉は「弊社が失礼しました」と誤解もあったと謝罪するも、監督が「めっちゃ楽しみにしてたんですけど、ひどいですね」とぽつり。小杉が「なんですか!ひどいですって。謎の人物と録ってたのに…」とボヤくと、監督は「音響監督とずっと連絡を録ってたので」と説明。監督の思いのもとにアフレコが行われたことに納得した小杉は、「普段の僕とはちょっと違うんで、僕のことはちらつかないように演出を変えていただいて、今まででになかった声をさせていただきましたので、ぜひそこをみてもらいたい」と一連のやりとりに笑いが起きていた会場にアピールした。
本作は、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』を原作にした劇場アニメーション。監督を篠原俊哉氏、脚本を柿原優子氏、アニメーション制作をP.A.WORKSが手がける。主人公は、就職活動に悩む不器用な大学生・りせ(CV:原菜乃華)。現実に息苦しさを感じる彼女が迷い込むのは、奇妙で愛おしい魅力あふれる「ワンダーランド」。天真爛漫で好奇心旺盛なアリス(CV:マイカ ピュ)との出会いをきっかけに、不思議の国の住人たちとの物語が繰り広げられる。
イベントにはほかに、原(21)、マイカ ピュ(11)、間宮祥太朗(32)、山本高広(50)が登壇した。