docomo business ROOKIEの石浦宏明監督 2025スーパーフォーミュラ第6戦&第7戦富士 7月19日(土)、静岡県の富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝レース後、第6戦でスーパーフォーミュラ/フォーミュラ・ニッポンの参戦100戦を迎えた大嶋和也(docomo business ROOKIE)が記念の記者会見のなかで、100戦を振り返るとともに、2025年限りでのスーパーフォーミュラからの引退を涙ながらに発表した。長年ドライバーとしてともに戦い、2023年からdocomo business ROOKIEのチーム監督として大嶋に寄り添ってきた石浦宏明は、大嶋との残りのレースに向けて意気込んだ。
フォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラでもともに戦い続けた仲だが、二度のチャンピオンを獲得した石浦は2020年限りでスーパーフォーミュラのシートを下りると、2023年からdocomo business ROOKIEの監督として大嶋を支え続けてきた。監督として、誰より大嶋のスピードを信じていたのが石浦だった。
大嶋に気持ち良くレースをさせてあげたい、その速さをしっかり発揮したい……という思いのもと、豊田章男ROOKIE Racingオーナーが「7割がモータースポーツの経験がないような新参者のチーム」と振り返ったdocomo business ROOKIEは初代の片岡龍也監督が作り上げたベースをもとに、石浦監督が率いポテンシャルを上げてきた。今季は予選Q2進出もしっかり争えるポテンシャルがあり、コンスタントにポイントを獲得。6位という結果を残した第6戦は、今季いちばんのレース内容でもあった。