夢グループ石田重廣社長「笑ゥせぇるすまん」で俳優デビュー　台本覚えず「100点です」

夢グループの石田重廣社長（67）と歌手保科有里（63）が23日、都内で俳優デビュー会見に出席した。

石田社長と保科はAmazon Prime Videoで配信中のドラマ「笑ゥせぇるすまん」第5話（25日配信）に本人役での出演が決定。ステージで歌うスター歌手を夢見る石田社長へ、喪黒が必ず売れるという楽曲を持ちかける内容となっている。

石田社長は、出演が決まると「主役が（ロバート）秋山（竜次）さんだって言うわけ。お笑いだから多分（台本を）覚えてこないでしょ？って簡単だと思った」といい、「秋山さんは俳優としても上手だからセリフを100％で来るから、僕はそれをアドリブで返せばいいと思った」とほとんど台本を覚えずに撮影に臨んだと明かした。

撮影は朝5時から始まったといい、「夢グループの通販よりもスタッフがいなくて、帰ろうかと思った」と言いつつ、「道で歩くシーンでいろんな人が『社長！』と握手を求めてきてうれしくなった。でもカットかかってスタッフに自慢したら『それ全部エキストラです』と言われて恥をかいた」と笑いを誘った。

配信を控え「反省点はほとんどありません。自己採点は100点です」と言い切り、「オンリーワンに価値観を見いだしてくれる脚本家の方がいれば、今後も仕事が来るんじゃないかな」と夢を膨らませた。

同作には歌手橋幸夫（82）も出演。

橋は昨年12月に「中程度のアルツハイマー型認知症」と診断されていたことを5月20日に公表。同31日に自宅で突然、左手に力が入らなくなり救急搬送で病院に運ばれ、「一過性脳虚血発作」と診断され入院。6月3日と4日の計4公演の出演をキャンセルしていた。6月8日に退院し、11日にはステージ復帰していた。