夏帆が竹内涼真とダブル主演「とても心強い」TBS10月期「じゃあ、あんたが作ってみろよ」

夏帆（34）と竹内涼真（32）が、10月スタートのTBS系連続ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」（火曜午後10時）にダブル主演することが23日、分かった。

完璧だった恋人生活に終止符を打った男女2人の再生ロマンスコメディー。“恋人ファースト”な彼女を演じたゆえに自分を見失った山岸鮎美役を夏帆が、令和には珍しい亭主関白思考な海老原勝男役を竹内が演じる。大学時代から交際していた2人だが、勝男のプロポーズに対する鮎美の返事はまさかの「無理」。別れから“当たり前”を見直して成長していく。

原作は第26回手塚治虫文化賞・新生賞の受賞歴を持つ谷口菜津子氏による同名漫画。「CREA夜ふかしマンガ大賞2024」第1位、宝島社「このマンガがすごい！2025」オンナ編第4位にランクインした人気作だ。

TBSドラマ初主演となる夏帆は、原作を読み「鮎美を演じている自分が想像できなくて」とオファーに驚いたという。「鮎美が抱えている問題は、きっと誰しもが抱いたことのあるものなんじゃないかと、自分自身と照らし合わせながら、どこか鮎美を見守るような気持ちで演じています」とコメントした。

初共演の竹内には「生命力あふれる方！　人柄もお芝居も人を引きつけて、前に押し進めていくパワーがあります。自分にはないものをたくさん持っている竹内くんとご一緒できることがとても心強いです。ラブストーリーではありますが、なんだかバディのようで、お互いが持っている力を思う存分発揮できる作品になったらいいなと思っています」とした。

竹内のTBSドラマ主演は「テセウスの船」以来、約6年ぶり。自分は完璧と信じて疑わない自信家な役どころだ。「まるで心の中をのぞき見されているような気分になって。普段、自分が言っていることややっていることを、ちょっと見直さなきゃいけないなと思いました。『男たち、気付け！』みたいな、すごく面白い題材ですよね。勝男が自分を見つめ直して、少しずつ成長していく姿を、応援してもらえたらうれしいです」。夏帆の出演作を「学生の頃から見ていた」と明かし「誰も共感できる内容なので、一緒に頑張りたい」と意気込んだ。