「じゃあ、あんたが作ってみろよ」 (C)TBS10月スタートのTBS火曜ドラマでは、夏帆と竹内涼真が主演を務める「じゃあ、あんたが作ってみろよ」を放送する。
原作は、谷口菜津子の同名漫画。2023年から「comicタント」で連載がスタートし、「CREA夜ふかしマンガ大賞2024」第1位、「このマンガがすごい!2025」オンナ編第4位にランクインした。
恋人ファーストな彼女を演じてきたゆえに、自分を見失ってしまった女性と、料理は女が作って当たり前と思っている亭主関白思考な男性は、大学時代から交際し、同棲にも慣れ、順調に思えていたが、プロポーズ直後に別れてしまう。
「料理を作る」というきっかけを通じて、当たり前と思っていたものを見つめ直し、成長していく、再生ロマンスコメディ。
今回ドラマでは、TBSドラマ初主演となる夏帆がモテに全ベットしてきた献身的で料理上手な彼女・山岸鮎美、竹内がハイスペックだが亭主関白思考な彼氏・海老原勝男を演じる。
「元々原作を一読者として楽しく読ませていただいていた」と話す夏帆は、「鮎美を演じている自分が想像できなくて、とても驚きました」と語り、「初めは鮎美との共通点を探すことに苦心して、どんなふうに演じたらいいのか試行錯誤していましたが、鮎美が抱えている問題は、きっと誰しもが抱いたことのあるものなんじゃないかと、自分自身と照らし合わせながら、どこか鮎美を見守るような気持ちで演じています」とコメント。
竹内は「なんで僕に声をかけてくださったのか? と思って読んでみたら、まるで心の中を覗き見されているような気分になって(笑)。普段、自分が言っていることややっていることを、ちょっと見直さなきゃいけないなと思いました。『男たち、気づけ!』みたいな、すごく面白い題材ですよね。そんな素敵な作品からオファーをいただいたということは、『自分をちゃんと見つめ直せよ』って言われているようです(笑)」と物語の印象を明かす。
今回、初共演の2人。「竹内くんは生命力溢れる方! 人柄もお芝居も人を惹きつけて、前に推し進めていくパワーがあります。自分にはないものをたくさん持っている竹内くんとご一緒できることがとても心強いです」(夏帆)、「夏帆さんのことは、僕が学生の頃から作品を見ていて、お芝居が素敵だなと思っていた方の一人です。だからこのタイミングでご一緒できることが、本当に嬉しいです」(竹内)とそれぞれお互いについて語った。
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」は10月、毎週火曜日22時〜TBSにて放送予定。
(シネマカフェ編集部)