NGT48関野山凪「NGTは私の宝箱」27日「生誕祭」で卒業/インタビュー

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2025年07月24日 07:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

黒板にファンへのメッセージを自画像のイラスト付きで記す関野山凪

NGT48の4期生で新潟県出身の関野山凪(20)が、27日のパジャマドライブ公演「関野山凪生誕祭」(新潟市、NGT48劇場)を最後にグループを卒業し、芸能界を引退する。日刊スポーツ新潟版の連載「NGT48フォト日記」では、24年5月3日付から日記を執筆したメンバーの似顔絵を担当してきた。個性を発揮した約1年半のアイドル活動を振り返った。


【取材・構成=斎藤慎一郎】


−卒業を控えた心境は


「生誕祭を行ってもらえると思っていなかったので、うれしいです。それも最後の公演で。でも、まだ実感が湧かなくて」


−ファンの反応は


「6月に卒業発表した時、皆さん察していたみたいでした。『なんとなく分かっていたけど寂しい』『これからだと思っていたのに』とか。『公演で吹っ切れた感じのパフォーマンスだった』という感想もいただきました」


−「NGT48フォト日記」では1年2カ月ほど似顔絵を担当


「4期生までは全員描きましたね。NGTのメンバーはみんなかわいいので楽しかったです。毎回違うテイストで描いて、みんなも喜んでくれて、やりがいを感じていました」


−完成までの時間は


「2人分で1日くらい。写真を見ながら描くことが多かったです。一番難しかったのは(西潟)茉莉奈さん。ファンの方が撮った写真がすごく良くて、逆に大変でした。大きな瞳が印象的でポイントにしました」


−イラスト以外で自分を生かせたと思う活動は


「今、やっている研究生の『パジャマドライブ公演』で、(木本)杏菜とユニットで『でもでもの涙』をパフォーマンスしていますが、歌を褒めていただける機会が増えたんです。歌うことは好きだったんですけど、もっとうまくなりたいと思いました」


−印象に残っているステージは


「今年4月の『スプリングコンサート』です。難しい曲が多くて、徹夜でダンスの練習をしました。4、5期生のブロックで披露した『青春のラップタイム』で、足の運びができない部分があったんですけど、本番は間違えなかったです」


−活動を通して自身の変化したところは


「根性がつきました(笑い)。大変だと思ったら、すぐ怠けちゃう方だったんです。NGTに入ったら周りがみんな努力家ばかり。自分も頑張らなきゃって思いました。加入前はただの高校生で、根拠もなく、誰にも負けないような気がしていました。でも、グループにはいろいろな人がいて、まだまだだなと。それが刺激になりました」


−今後は


「芸能界を離れて、新しい道に進みます。これからも視野を広げていきたいです」


−NGT48とは


「宝箱です。1年半って短い時間だったけど、本当に思い出がたくさん詰まっています。つらいこともあったけど、楽しかったし、初めて自分1人で頑張れた。思い返すと、すてきなことばかり。ファンの皆さんには心から感謝しています。27日の公演は最高のパフォーマンスをしたいです」


◆関野山凪(せきのやま・なぎ)2005年(平17)7月9日生まれ、新潟県出身。23年に4期生として加入。同年12月の劇場公演でお披露目。24年1月「NGT劇場8周年記念公演」では4期生で「自然渋滞」を初パフォーマンス。同年12月研究生公演で劇場公演デビュー。10枚目シングル「一瞬の花火」のカップリング「季節外れのアイスレモネード」、11枚目シングルのカップリング「思い出をゼロにして」に参加。特技は絵画、自撮り、口笛、趣味はショッピングなど。

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