猛暑の出口見えず 大阪や名古屋などでも体温超えの暑さ 熱中症に警戒 2週間天気

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2025年07月24日 12:00  日本気象協会

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日本気象協会

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猛烈な暑さは、少なくとも8月上旬にかけて続く予想。朝晩も気温が高いままで、昼夜を問わず熱中症対策が必要です。台風7号が接近する沖縄は、明日25日(金)にかけて注意、警戒を。

危険な暑さが続く 台風の動向にも注意

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この先1週間も九州から東北は晴れて、内陸を中心に危険な暑さが続くでしょう。東京都心では連日、最高気温35℃以上の猛暑日予想。大阪や名古屋は29日(火)に38℃と、体温超えの暑さになりそうです。暑い時間帯の外出はなるべく避けるなど、万全の熱中症対策を心がけてください。

天気の急変にも注意が必要です。明日25日(金)と26日(土)も山沿いや内陸部で雨雲が発達しやすく、滝のような非常に激しい雨の降るおそれがあります。九州南部では、27日(日)と28日(月)も雨が降りやすいでしょう。小笠原諸島は、南の海上で新たに発生する台風が近づくため、28日(月)から29日(火)を中心に雨や風が強まりそうです。

北海道は明日25日(金)も気温が高く、東部を中心に36℃くらいまで上がる所があるでしょう。26日(土)から27日(日)は雨が降るため、記録的な暑さは収まりそうです。ただ、週明けは広く30℃以上の真夏日となり、不快な蒸し暑さが続くでしょう。

沖縄は台風の影響を受ける見込みです。台風7号が明日25日(金)にかけて接近するため、沖縄と奄美では高波に注意、警戒してください。非常に強い風が吹いて、大雨になる所があるでしょう。その後、26日(土)には台風8号が先島諸島周辺に進む予想です。予報にはまだ幅があるため、最新の情報を確認してください。

8月も連日の猛暑 昼夜を問わず熱中症対策を

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8月に入っても、全国的に体にこたえる暑さが続きます。沖縄や九州から関東では強い日差しが照りつけて、最高気温は35℃前後まで上がる所が多いでしょう。暑さを和らげてくれるにわか雨は、局地的となりそうです。また、夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜が続く所が多く、昼夜を問わず熱中症対策が欠かせません。

北陸は8月4日(月)頃から、東北は3日(日)を中心に雨が降るでしょう。北海道は雲が広がりやすく、雨の降る日がありそうです。ただ、最高気温、最低気温ともに平年より高い日が続くでしょう。北陸では、日中の気温が35℃くらいまで上がる所もあり、熱中症になりやすい気象条件です。こまめな水分補給やエアコンの使用など、熱中症対策を心がけてください。

このニュースに関するつぶやき

  • 猛暑毎年言うてるけど、今までの米は冷害に強く美味しく生産量高くで作られてきたのね、北海道を大量米産地も視野に入れるのと、暑さに強い品種改良に政治家は意識変えてるんかい?
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