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事故で脊髄を損傷して車いすで活動している、アイドルグループ仮面女子の猪狩ともか(33)が24日までにX(旧ツイッター)を更新。中国で、路上で倒れた女性を心配蘇生法(CPR)で救った男性医科大教授が「胸を触った」と非難されていることに私見を述べた。
猪狩は、香港メディアの記事を引用。記事では、中国の路上で倒れた女性に対し、当初は地域病院の女性医師が心肺蘇生を試みたが、体力が尽きてきたため周囲に助けを求め、近くに居た42歳の地元医科大の男性教授が女性医師と交代でCPRを実施。倒れた女性は呼吸と脈拍を取り戻したが、その動画が拡散されると、男性教授が「胸を触った」との非難を浴びていることを伝えている。
猪狩は「日本以外でもこの問題起きてるんですね」と切り出すと「倒れた女性側が訴えたわけでもなく外野が騒ぐってどうなのでしょうか?」と問題提起。「救助活動をした教授には賞賛が相応しいと思います。こんなことが起きてしまうと男性側が躊躇してしまうのは当然です。救命活動を行なった人を非難する人がいるせいで、女性を助ける男性がいなくなり、助かる命が助からなくなったらどうするんでしょう?」と指摘した
さらに「そもそも心肺蘇生の様子を動画撮影すること自体おかしいです」と疑問も投げかけた。
猪狩は過去の自身の投稿も引用。そこでは「SNSで『女性が倒れていても助けるな!』『女性にAEDを使うのはリスク高いから放置』といった声が散見されていて悲しい」と記していた他、「AEDではありませんが私は脊髄損傷の事故に遭った際、男性に看板の下敷き状態から助けていただき、とても感謝しています。
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もしその男性が上記のような考えの持ち主でしたら、私は放置されて今生きていなかったかもしれません」などと、自身が助けられた経験も明かして「もし私にAEDが必要でしたら遠慮なく使ってください」と呼びかけていた。
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