お笑いタレント土田晃之(52)が23日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時10分=関西ローカル)に出演。若手時代に耳にした、千原兄弟の千原ジュニア(51)の「うわさ話」について明かした。
今回の番組では、関東出身の土田とビビる大木(50)、インパルス板倉俊之(47)が「関西アレルギー芸人」として出演。関西人への疑問や苦手なポイントなどについて語った。
その中で、若手時代の土田がとがっていたという話題になると、土田は30年ほど前の“関東の芸人と関西の芸人”の関係に言及。
「僕らの時は今よりも全然、関東と関西、仲悪いから。それこそNHKか何かの東西の特番があった時の楽屋、大部屋だったけど、エグかった」と振り返った。
続けて「もうバッチバチ。向こうもこっち見てて『お前誰やねん』みたいな感じで、こっちも『お前やってやるぞ、コラ』みたいな…」と笑いを誘った。
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そんなある時、土田が関西の番組に出演することになり、「大阪出身で、東京の事務所に入ったみたいなやつがいて。『今度、行くんだって? 大阪』って言うから、『そうなんだ』って楽しみにしてたら、『千原兄弟には気をつけろよ』って言われて。『千原ジュニアってのは、ナイフを持ってて…』って」と、なぜかジュニアについてのうわさを吹き込まれた。
「(当時は)今みたいにインターネットが…あったけど、今ほどじゃないから。カッパとかと一緒。テングとかと。千原ジュニアっていう鬼みたいなやつが、ナイフ持ってて…」
ジュニアに対する妄想をふくらませることとなったという。
結局、この時は直接ジュニアと対面する機会はなかったが、「のちのち、ジュニアさんと会った時に、『思ってたのと違う。なんかシュッとしてるじゃん』」と驚いたと語った。
20代の若手当時はヒリヒリとした関係だった関東芸人と関西芸人だが、「30(歳)前後かな。東京のテレビ局で会ったりした時には、自然と友好的に、見えない心の握手をしている感じ。『お互い、よくここまで生き延びたね』っていう感じの」と変化を実感。
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続けて「みんなどんどんいなくなっていっちゃったりする中で、『テレビの番組で、局で会えるようになったね』みたいな感じがあったんで。そこからは助け合いの空気というか。戦友みたいな…」と、関係が自然とよくなっていったことを振り返っていた。
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