
【写真】明日の『あんぱん』場面カット 編集室で表紙の絵を描き始める嵩(北村匠海)
昭和21年12月21日早朝、高知県をはじめとする四国各地が大地震に襲われる。地震から丸2日が過ぎても、嵩の安否がわからず、居ても立ってもいられないのぶ。そんな彼女に、八木(妻夫木聡)は「あいつは死にゃあしないよ」と声をかける。
一方その頃、高知では、東海林(津田健次郎)たち『月刊くじら』編集部の面々が、一向に姿を見せない嵩を心配していた。仕事も手につかない様子の東海林たちのところに、嵩がひょっこり現れる。連絡ぐらいしろという東海林や同僚たちに向かって、嵩は「すいません…」と謝り「あの…うちで寝てました」と告白。徹夜続きだった嵩は、地震の揺れで目覚めたものの再び眠ってしまったことや、起きてからは近所の人々と一緒にガレキの撤去をしていたという。
そんな第84回の終盤では、ついに東京と高知の電話が繋がり、のぶは家族や元同僚たちの無事を知ることに。電話に出た嵩に、のぶは気恥ずかしさを押しころすようなよそよそしさで「あんた、無事やったが」と声をかける。すると嵩は気まずそうに「あの…無事っていうか、ずっと寝てて…」とポツリ。
嵩が心配で、まともに眠ることもできていなかったのぶは、思わず激怒。「もううちは知らん!」と言い放ち「心配して損したわ! ほいたらね!!」と電話を一方的に切ってしまうのだった…。
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