関口宏「最近テレビ業界元気がない」　「サンモニ」視聴者の信頼得た功績称えATP賞特別賞

関口宏（82）が24日、都内で行われた第41回ATP賞テレビグランプリ受賞式で、特別賞を受賞した。全日本テレビ番組製作社連盟（ATP）が主催する、創り手自らが審査する賞。関口は長年にわたって卓越した司会力を発揮し、特にTBS系「サンデーモーニング」で視聴者の信頼を得た功績がたたえられた。

「60年以上、テレビ業界にお世話になった」とあいさつすると「最近テレビ業界、元気がない」と続けた。戦後80年、昭和元年から100年、ラジオ放送100年の節目であることを挙げ「テレビ、ラジオが今後どうあるべきか、考えるいいチャンスかもしれない。私はこんな年とっちゃいましたんで、若い方々に頑張っていただいて、いい作品をたくさんつくってください」と託した。

松岡修造（57）木村昴（35）新川優愛（31）及川桃利（14）染谷将太（32）NHK桑子真帆アナウンサー（38）らも出席した。