
【動画】北村匠海×林裕太×綾野剛の生きざまをエモーショナルに描く『愚か者の身分』予告編
本作は、第二回大藪春彦新人賞受賞作の西尾潤による同名小説を、プロデューサー集団・THE SEVENが初の劇場作品として映画化。監督は永田琴、主演に北村匠海、共演に綾野剛、林裕太を迎え、現代日本に生きる若者たちと隣り合わせにある“闇”をテーマに描いた、逃亡サスペンスだ。
予告編は、戶籍売買を行うタクヤ(北村)と弟分のマモル(林)が肩を組みながら歌舞伎町でつかの間の青春を楽しむ姿から始まる。劣悪な家庭環境からこの世界に居場所がなかった2人は、生活のために“闇”で生きるしかなかった。タクヤをこの道に誘った兄貴分的存在で裏社会の運び屋・梶谷(綾野)は、タクヤに頼まれた2枚の偽造免許書をなぜ作ったか問いかけると、自分がマモルをこの世界に引きずり込んだから抜けさせたかった、と本音を漏らす。
一方、半グレたちが血相を変えてタクヤを追い詰めていく。タクヤはマモルの未来を、梶谷はタクヤの身を案じ、危険と分かりながらも共にいちるの望みをかけ動きだす。いったい、タクヤは何を仕掛けたのか? 3人の互いを思う気持ちが交差し疾走する3日間の逃走劇が始まる。裏社会に身を落とした若者たちが、本当に信じたものとは―。
そして、ギリギリの今を生きる男たちに、「人生美しい そう思えればいいのに」と寄り添う主題歌「人生讃歌」を書き下ろしたのは、2024年の『第75回NHK紅白歌合戦』に現役女子高生シンガーソングライターとして初出場を果たしたtuki.。映画主題歌を担当するのは初めてとなる。
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本ビジュアルは、タクヤ、マモル、梶谷の3人が、ネオン輝く新宿・歌舞伎町の街をバックに肩を寄せ笑いあう姿。「生まれ変わるんだ。」というコピーにもあるように、“闇ビジネス”の世界で生きるしかなかった3人に、この先どんな未来が待っているのか―。
映画『愚か者の身分』は、10月24日より全国公開。