
【写真】子役だった2人は美男美女に! 『ジュラシック・パーク』キャストのあの頃と今を見比べ
■サム・ニール(アラン・グラント博士役)
パークの安全性を確かめるため、オープン前に招待された3人の識者たち。古生物学者のグラント博士を演じたサム・ニールは公開当時45歳だったが今や77歳になった。『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022)でシリーズにカムバックしたほか、英国アカデミー賞受賞のドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』(2013〜2022)で主人公の天敵を好演、同郷タイカ・ワイティティ監督の『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)と『ソー:ラブ&サンダー』(2022)にもカメオ出演するなど幅広く活躍中。アメリカで今年配信されたドラマ『Apples Never Fall(原題)』では、名優アネット・ベニングら豪華キャストと共演している。
その一方で、一昨年、血液ガンのひとつである血管免疫芽球性T細胞リンパ腫を患っていることを公表した。しばらく寛解状態が続いているものの、薬が効かなくなる日が来ると話していたが、死よりも引退の方が恐怖と語り、今も元気にしている様子。自伝『Did I Ever Tell You This?(原題)』によると、本作の公開年からワイン事業Two Paddocksを経営。昨年5月には、ニュージーランド産ウールを推進するCampaign for Wool NZのアンバサダーにも就任した。
■アリアナ・リチャーズ(アレクシス・マーフィ<愛称:レックス>役)
ハモンドの孫娘で、緑のゼリーの震えで恐竜に気が付くシーンがアイコニックなレックス。演じたアリアナ・リチャーズは、子役として数々の作品に出演し、『トレマーズ』シリーズでは怪物に追われる少女を熱演している。
弟ティム役のジョセフ・マッゼロと共に第2弾『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)にも出演したが、大学卒業を機に女優業から離れ、現在はアーティストとして活躍中。人物画と風景画で知られ、スピルバーグもオフィスに彼女の作品を飾っているそう。
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レックスの弟で、恐竜大好きキッズを代表する存在ティム。演じたのは、一大旋風を巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)で、クイーンのベーシスト、ジョン・ディーコンにふんしたのが記憶に新しいジョセフ・マッゼロ。5歳でデビューして以来ずっとハリウッドで活躍し、本シリーズのほかにも、スピルバーグ製作総指揮のドラマ『ザ・パシフィック』や映画『ソーシャル・ネットワーク』(2010)に出演している。監督とは手紙のやり取りを続けるなど今も親交が深いが、『ボヘミアン・ラプソディ』での変身ぶりに気づいてもらえなかったとも明かしている。
近年では『アメリカン・クライム・ストーリー』のシーズン3でクリントン元大統領の顧問ポール・ベガラを演じたほか、昨年はアメリカで主演映画『Unexpected(原題)』も公開された。芸歴が長いためか、プライベートは極秘を貫いている。
映画『ジュラシック・パーク』は、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて7月25日21時放送。