公演中に“携帯が鳴る”、神田伯山がマナー呼びかけ「飲酒運転くらいの罪だと思って下さい」

　講談師の神田伯山（42）が、25日までに自身のXを更新。公演中の観客のマナーについて言及した。

【写真】強くマナーを呼びかけた伯山の投稿（全文）

　投稿で「新宿末廣亭 残念ながら、今日も怪談の『乳房榎』の際に携帯鳴ったので 少なくとも私の主任の際は、前座さんに公演はじまる前に携帯電話お切り下さいとアナウンスだけではなく、幕前に行ってアナウンスします」と報告。続けて「公演中に携帯鳴るのは、話を壊すという意味で飲酒運転くらいの罪だと思って下さい」と呼びかけた。

　続く投稿で「とはいえ、出来は他のお客様と一緒に作り上げて良かったです」とし、「多くの他のお客様にも迷惑にならないよう、マナーを大事にしていきたいです。寄席でやるのは野暮かなと思いましたが、そういうの伝えるべき段階にきていると判断しました」と説明。「マナーを守って頂くお客様には感謝。またお越し下さい！」と感謝を伝えた。

　伯山のチケットは“なかなか取れない”とされている。この投稿に「やっと取れたチケットなのでそういう場面に遭遇するといつも悲しくなります」「昨年のある落語家さんの独演会で、新ネタが始まって数分後に爆音で携帯が鳴りました。警報のような設定でした。その落語家さんは袖に引っ込んでしまいました。無理ないことだと思いますが、携帯と主に腹が立つし、落語家さんは気の毒だし、もうそれまでの客席の和やかな緊張感はもどりませんでした」など、“被害”についてのエピソードが続々と寄せられた。