内藤剛志&新納慎也&田中要次&入江聖奈が全国各地の夏祭りへ 『遠くへ行きたい』放送55周年【コメントあり】

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2025年07月25日 11:54  ORICON NEWS

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8月放送『遠くへ行きたい』より(C)ytv
 読売テレビ・日本テレビ系旅番組『遠くへ行きたい』は、放送55周年を迎えるにあたり、8月の4週にわたって日本各地の夏祭りを巡る旅を送る。

【番組カット】法被姿で神輿を担ぐ入江聖奈 神輿の上にはカエルが…

 読売テレビで毎週日曜午前7時、日本テレビで毎週日曜午前6時30分から放送される同番組は、今年10月に放送55年を迎える。8月放送回では4人の旅人が各地の夏祭りを訪れる。

 3日の放送では、俳優の内藤剛志が宮崎県美郷町で、平安時代から続く農耕神事「御田祭」へ。人・牛・馬が一体となり、泥まみれになって田んぼを耕す「牛馬入れ」が圧巻の祭りだ。内藤は、神馬を育てる繁殖農家を訪ねてその想いを聞き、祭り当日は牛馬入れに牛を引いて参加する。

 10日の放送では、俳優の新納慎也が広島県尾道市の「尾道祇園祭」へ。3つの地区の三基の神輿が、幟(のぼり)の下を周回する速さを競い、最後は神輿三基が入り乱れて駆け回る「三体廻し」で盛り上がる。新納は、伝統の祭りの熱気を間近で体感し、「生半可な気持ちで参加してはいけないという気迫を感じ、皆さんのパワーをもらって盛り上げるつもりで全力で声を出しました。尾道の祇園祭の魂が体に刻まれました」と感動する。

 17日の放送では、俳優・田中要次が、秋田県北秋田市の「綴子大太鼓祭り」に参加。直径約3.8メートルもの大太鼓を叩きながら集落を練り歩く祭りで、田中も大太鼓叩きを体験する。そして、24日の放送では、東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストの入江聖奈が番組初出演。奈良県吉野町で600年続く奇祭・「蛙飛び行事」を訪れる。

【コメント】
■内藤剛志
――今回祭りに参加した感想を教えてください。
1000年近く続いてきたお祭りを、これから先へつなげようという地元の方々の意思を感じました。やっぱりお祭りをやるということ自体が大変なので、未来永劫続けていくために今日やっている、という感じがしました。

――祭りにまつわるご自身の思い出はありますか?
やっぱり関西ですから、祇園祭。子どもの頃から町の中を鉾(ほこ)が動いていく光景を見ていて、「辻廻し」という人力で鉾を回す見どころが本当に楽しみでした。ものすごい雑踏なので子どもの頃はよく見えなかったけれど、だんだん身長が伸びてきて見えるようになって、その時々で見える高さが変わっていった。祇園祭の1ヶ月間は子どもの頃からウキウキしていた記憶がありますし、祇園祭が来ると本当の夏が来るなと感じます。

■新納慎也
――今回祭りに参加した感想を教えてください。
地元で小さい頃からこの祭りと一緒に育ってきた人の魂には追いつけないとは思いますが、その片鱗を感じさせていただけました。生半可な気持ちで参加してはいけないという気迫を感じ、皆さんのパワーをもらって盛り上げるつもりで全力で声を出したのと、尾道の祇園祭の魂が体に刻まれました。祭りが若い人に継承されていく様子も見られて、勝ち負けはきっと二の次、三の次で、皆が一体となって尾道が盛り上がることに意味があるのだと思い、感動しました。

――祭りにまつわるご自身の思い出はありますか?
生まれてからこの方、お祭りというものに参加する生き方をしてきていないんですよ。神輿を担いだりするような地域ではなかったので、一生に一度ぐらい、祭りというものに参加してみたいと思っていました。

■田中要次
――今回祭りに参加した感想を教えてください。
世界一大きな太鼓の音がどのようなものかが確かめられたことがうれしかったですね、感動しました。それが雷様を呼ぶためのもので、雨を呼ぶために重低音が必要で、そのために太鼓が大きくなっていったという理由を聞いて、すごく合点がいきました。この世界一大きな大太鼓の音は絶対にテレビのスピーカーでは体感できません。実際に耳で聞かないとわからないと思うので、これはぜひとも足を運んで聞いてみるべきお祭りじゃないでしょうか。

――祭りにまつわるご自身の思い出はありますか?
僕の地元の旧木曽福島町(現長野県木曽町)の水無神社の祭りでは「みこしまくり」というものがあって、白木で作った神輿を昼間は担いで歩くのですが、夜になると転がし始めるんですよ。横向きだったり縦向きだったり。「縦まくり」が一番のクライマックスで、当然ながら神輿はそれで壊れるのですが、その破片を拾えると御利益がある。神輿の上に立って先導を取る人がいて、子どもながらに毎年見ながらかっこいいなと憧れていましたね。地元を離れて改めて、世界中探してもこんなパンクな祭りはないと思うので今でも盛り上がっていてほしいです。今年はちょうどよく帰れそうなので、見てみようかなと思います。

■入江聖奈
――今回祭りに参加した感想を教えてください。
カエルと人間のつながりが歴史として感じられたので、カエルを研究する身としてもすごく得るものが多い旅でした。「蛙飛び行事」は一言で言うと、変わっていた。他にはない、オンリーワンの行事。お祭りの準備にも参加させていただいて、こういうふうに祭りって出来上がっていくんだなと裏側の苦労やこの文化を伝えていきたい人々の思いを知ることができました。どこかクスッと笑えるところもあったりしていろいろな人が楽しめる行事だと思うので、ぜひいろいろな方に見ていただきたいです。

――祭りにまつわるご自身の思い出はありますか?
小学校の時、まわりの友人たちは縁日の射的でアイドルグループの景品を当てて喜んでいたんですけど、自分は具志堅用高のものがいいと言って泣いていたみたいです。具志堅用高さんはやっぱりボクシング界のレジェンドなので。アイドルよりも具志堅用高さんのうちわやポスターがもらえた方が私はうれしかったです。お祭りに参加しないと夏が始まらないと感じていました。

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