鈴鹿8耐でトップ10を狙うプライベーターSANMEI Team TARO PLUSONE with SDG。関口、亀井、中村のトリオで参戦

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2025年07月25日 21:20  AUTOSPORT web

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2025鈴鹿8耐:亀井雄大、関口太郎、中村竜也(SANMEI Team TARO PLUSONE with SDG)
 レーシングライダー関口太郎が率いるSANMEI Team TARO PLUSONE with SDGがチームとして4年目の鈴鹿8耐を迎える。2025年の鈴鹿8耐には、関口を筆頭に亀井雄大、中村竜也という布陣でチャレンジ。マシンは、BMW M1000RRにブリヂストンタイヤのパッケージだ。

 関口は「今年もSANMEI Team TARO PLUSONE with SDGとして鈴鹿8耐に参加できることを三明電気工事様、SDG様を始め多くの応援してくださる皆さまに感謝申し上げます。Team TAROの方針は、今あるパッケージで最大限の成果を出すことですが、特に鈴鹿8耐では決して無理をせずマージンを取ることにしています。レーシングライダーは、コンマ1秒でも速く走りたいものですが、限られた中でレースをしている、いちプライベーターですから、亀井選手、中村選手にも理解してもらっています。亀井選手はST1000クラスで優勝し速さも鈴鹿8耐での経験も豊富、中村選手も昨年BMWで鈴鹿8耐に出ているので心強いです」とコメントを続ける。

「6月の2度のテストを終え、トラブルもありましたが、スポンサーもしていただいている、あじ亭の石橋さんに超極上のM1000RRを特価で譲っていただいたので、テストも順調に進められましたし、本当に助かりました。決勝も譲っていただいたエンジンで走る予定です。亀井選手も中村選手もコンスタントに速いので、目標をトップ10以内に置いて戦っていきます」

 亀井は「BMWもブリヂストンタイヤも久しぶりなので、慣れるまで時間がかかるかと思いましたが、意外とすんなり乗れました。さすがに関口選手が乗っているバイクです。マシンセットに関してライダーの意見もそろっていますし、それぞれよいタイムを刻めているので、目標としているトップ10は十分狙えると思います。チームに貢献できる走りをしたいですね」と語った。

 中村は「関口選手も亀井選手も経験豊富なので学ぶことが多いですし、関口選手の人柄からチームの雰囲気もいいですね。全日本ロードJSB1000で乗っているカワサキとはもちろん違いますが、昨年鈴鹿8耐で乗ったBMWとも違うフィーリングで、走らせ方も違うので、とても勉強になります。フィジカル面でもしっかりトレーニングができたので、後は悔いの残らないようにレースウイークで精一杯走るだけです」と意気込んだ。

 昨年は、レース終盤に関口がペースアップする追い上げを見せ、チーム最高位を更新する13位でフィニッシュした。今年は、さらに目標を高くしトップ10に照準を置いている。プレイングマネージャーとして準備に奔走してきた日々も終わり、いよいよレースウイークを迎える関口。生粋のプライベーターが、どんな戦いぶりを見せるか注目して欲しい。

[オートスポーツweb 2025年07月25日]

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