演歌歌手伍代夏子(63)が25日、都内で第2回「伍代夏子の日 【和心祭〜和気愛愛〜】」を開催した。300人のファンを前に、23日発売の新曲「しゃんしゃん牡丹」など全13曲を熱唱した。
伍代は「一昨年に7月25日(なつこ)が『歌を通して和文化に親しむ日』として『伍代夏子の日』に認定されました。今日はチャリティーも兼ねています。どこと限らず、今必要とするところに届けます」とあいさつした。
この日が人前で初披露となる「しゃんしゃん牡丹」のジャケットでは、ピンクの着物を着ている。「歌をいただくと、こういうのがいいと言うんだけど、ぴったりのを見つけました。ピンクという色は、なかなか難しいんです。子供の頃に母親がピンクの口紅をつけていたんです。魚屋で魚を売るのに、もう少し地味なのをつけてよって言ったんです。そうしたら『あんたも大人になれば分かるわ』って言われたけど、今はピンクが大好きです」と笑顔を見せた。
会場には、この日61歳の誕生日を迎えた女優高島礼子も駆け付けた。
終演後に会見した伍代は「木戸銭をいただいて、お食事してもらって、和文化を紹介させていただいた。なかなか難しいけど、続けて行きたい。尺八、三味線、お琴、和舞踊が他にも広がって行けば。今日来た子供が、やってみたいと思ってくれれば」と話した。この日のステージ入場時に乗った人力車の印象については「どんな炎天下でも、しゃべってガイドしなくちゃいけないから大変」と語った。
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「和の心」について「和っていうのは平和の和、調和の和。日本人の精神のベースになっているもの。自分というものがあった上で、話し合って妥協点を見つけるのが和。日本人ってすごいと思う。ちょっと引いて話し会うのが和の精神」と述べた。チャリティーについては「どこも必要だけど、先立つものは物資とお金。あるところにはすごく行っちゃうけど、ないところにはない。どこかまとめるところがあって、今必要としているところに振り分けられれば」と話した。
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