2025 SROジャパンカップ第2ラウンド富士 チーム・ハンドワーク・チャレンジのニッサンGT-RニスモGT3 7月27日、2025年からSROジャパンカップに挑戦を開始したTeam Handwork Challengeは、9月12日(金)〜14日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるインターコンチネンタルGTチャレンジ第4戦『第49回鈴鹿1000km』のドライバーラインアップを発表した。ニッサンGT-RニスモGT3を佐々木大樹/木村偉織/三宅淳詞という豪華ラインアップがドライブし、GT-Rのポテンシャルを最大限引き出していく。
Team Handwork Challengeは、2024年のスーパー耐久第6戦岡山に登場した。さまざまなカテゴリーで活躍する組田龍司代表が率いる株式会社HandWorkを母体とし、ジェントルマンドライバーをはじめとしたGTカーでのレースを希望するドライバーたちに向けたプロジェクトとして立ち上げられた。
チームは2019年まで別プロジェクトで使用していたニッサンGT-RニスモGT3を使用し、2024年のS耐参戦を経て2025年から本格始動。7月11〜13日に富士スピードウェイで行われたSROジャパンカップ第2ラウンドでは、今田信宏/清水康弘組というスーパーフォーミュラ・ライツで活躍するジェントルマンふたりがコンビを組み、レース2でGT3 Amクラスの2位表彰台を獲得した。
レース1ではアクシデントもあったものの、順調に今季のプロジェクトをスタートさせているTeam Handwork Challengeだが、次なる挑戦の舞台は9月12〜14日に開催される伝統の鈴鹿1000kmだ。チームはこのレースを今後のプロジェクト継続のための車両性能確認の機会と位置づけ、ジャパンカップ富士とはまったく異なるラインアップを敷くことになった。
ニッサンGT-RニスモGT3のポテンシャルを最大限引き出すべく起用されたのは、佐々木大樹/木村偉織/三宅淳詞というメンバーだ。佐々木と三宅は今季Niterra MOTUL ZのドライバーとしてGT500クラスで戦うふたり。2024年までSFにも参戦してきた木村も今季GT300で活躍するほか、スーパー耐久富士24時間でDAISHIN GT-R GT3をドライブしており、GT-Rの経験ももっている。性能を最大に引き出すにふさわしいメンバーと言えるだろう。
性能調整次第の部分もあるが、うまくコントロールタイヤのピレリを使いこなすことができれば、海外の強豪相手に上位進出も十分に可能だ。今季復活を遂げる鈴鹿1000kmの中でも最注目チームのひとつと言えるだろう。
Team Handwork Challenge 第49回鈴鹿1000km参戦体制
車両名:Team Handwork Challengeチーム監督:組田龍司ドライバー:佐々木大樹/木村偉織/三宅淳詞
[オートスポーツweb 2025年07月26日]