お笑いタレントのアキラ100%(50)が26日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時=関西ローカル)にVTR出演。俳優椎名桔平(61)の付き人をしていた過去について語った。
もともと俳優志望だったというアキラ100%は、22歳の頃に2カ月間だけ、椎名の現場マネジャーを務めた経験があった。
「本当に優しくて。僕が本当にちょっとダメダメだったんですけれども、優しくお話ししてくださって…」
椎名は優しく接してくれていたが、「僕が本当に使えなくて、何やらせてもダメだったんですよ。もうこれ以上、椎名さんに迷惑はかけられないということで、置き手紙をして、飛んで辞めてしまったという…」と、椎名の前から姿を消してしまったという。
そのダメっぷりについて、「(車を運転すると)基本、急ブレーキ、急発進なんですよ。後ろで椎名さんが、こんなん(前後にぐらぐら揺さぶられる状態に)なっちゃうんですよね。台本を覚えなきゃいけないのに、もう途中から台本を読まなくなってしまって。あまりにも下手過ぎて、最後は『代われ』と。椎名さんが運転して、僕が助手席に乗って現場に行くっていう…信じられないダメっぷりでした」と振り返った。
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さらに、椎名がインタビュー取材を受ける際にコーヒーを頼まれたものの、慌てたアキラ100%はコーヒーにスティックシュガーを1本全部入れて持っていった。「外で待ってたんですけど、1、2分して、中から『甘ーい!』って大きな声が聞こえまして…。『こういう時は、ミルクとかスティックの砂糖を横に置いておくんだぞ。使うか使わないかはこちらで判断するから』って、それも優しく教えてくれました」と、椎名に穏やかに諭されたと振り返った。
基本的にどんなことにも怒らなかったという椎名だが、それでも、1度だけ怒ったことがあった。
椎名が行きつけのおしゃれなバーに、アキラ100%を連れて行った際、それまで大衆的なチェーン店にしか行ったことのなかったアキラ100%は「巨峰カルピスサワー」をオーダーしようとした。
「そしたら『あるわけないだろ!』って。そこのところはちょっと怒られました」と苦笑い。VTRを見ていた椎名は、「ちょっと分からない…」とまったく覚えていない様子だった。
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